徳島インディゴソックスは25日、今季限りで福岡ソフトバンクを自由契約になった伊奈龍哉外野手が入団すると発表した。今オフ、徳島は広島から梅原伸亮投手を獲得しており、チーム2人目の元NPB選手となる。

▼香川入団予定の安達が辞退
 伊奈は近江高時代、左のスラッガーとして注目を集め、2年時には甲子園にも出場した。高井啓行外野手(高知から長崎へ移籍)は高校時代の同期にあたる。高校通算74本塁打の実績をひっさげて、今季、高校生ドラフト3巡目でソフトバンクに入団。ところが高校時代から故障していた右肩の手術を受けたため、試合出場はなく、わずか1年で戦力外通告を受けていた。

 手術の影響でスローイングなどに不安は残るが、打撃センスの高さは折り紙つき。今季、パワー不足が目立ったインディゴ攻撃陣にとって、大砲の加入は大きい。本人もNPB復帰を目指しており、徳島を再出発の場としたいところだ。

<香川入団予定の安達が辞退>

 香川オリーブガイナーズは同日、先の合同トライアウトで合格し、来季からの入団が決まっていた安達弘晃投手(二松学舎大沼南高−東海大)が辞退したと発表した。
 安達投手に腕の故障がみつかり、今後1年間、投球不能と診断されたため、本人が申し出た。加藤博人投手コーチが期待して獲得した19歳右腕だっただけに残念な結果となった。


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