徳島インディゴソックスは20日、広島を今季限りで自由契約になった梅原伸亮投手が入団すると発表した。来季リーグでプレーする元NPB選手は高知・宮崎一彰内野手(兼任コーチ)に続いて2人目になる。

 梅原は1983年、京都府出身。金光大阪高から京都学園大を経て、05年の大学生・社会人ドラフト4巡目でカープ入りした。愛媛から育成ドラフトで入団した中谷翼は同期にあたる。しかし、入団後は肩や腰の故障に悩み、1軍ではルーキーイヤーに3試合登板したのみ。今オフ、2年目にして戦力外通告を受けていた。

 本人はNPB復帰を目指しており、徳島は再チャレンジの場だ。MAX149キロの直球を武器に、カープでは“炎のストッパー”津田恒実(故人)が背負っていた14番をつけていた。故障さえなければ4期連続最下位と低迷する徳島にとって最高の助っ人となるだろう。

<長崎、岡本氏(元ソフトバンク)が新コーチ就任>

 来季からリーグに新規参入する長崎セインツは同日、不在だったコーチ陣のひとりとして、昨年、ソフトバンクで現役を引退した岡本克道氏が就任すると発表した。

 岡本新コーチは1973年、大阪府出身。柳ヶ浦高から東芝を経て、井口資仁(現パドレス)、松中信彦らとともに96年のドラフト5位でダイエー(当時)に入団した。リリーフとして活躍し、1年目(97年)に19セーブ、98年は21セーブをマーク。その後も故障で離脱した年はあったものの、チームのブルペンを支え続けた。特に03年は篠原貴行とストッパー役を務め、日本一に貢献。現役時代の通算成績は291試合、17勝16敗51セーブ、防御率2.98。


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