愛媛マンダリンパイレーツの浦川大輔投手が14日、来季より新規参入する福岡レッドワーブラーズに移籍することが決定した。浦川は福岡県北九州市出身。「来季は地元・福岡を盛り上げるためにも一生懸命頑張ります」とコメントを発表した。

 浦川はリーグ初年度より愛媛の中心選手として活躍。MAX150キロの速球とスライダー、カットボールを武器に、06年には最多奪三振王のタイトルを獲得した。3年間の通算成績は90試合、31勝18敗13S、防御率2.12。毎年のようにドラフト候補に挙げられながら、今年も夢を叶えることができなかった。

 一時は今季限りでユニホームを脱ぐ考えもあったが、地元球団でもう1年との思いが強くなり、移籍を決断した。福岡には先の分配ドラフトで愛媛から荒木康一内野手の入団が決まっている。ライバルチームの主砲とエースを同時に獲得し、新規参入チームには大きな補強となった。来季は27歳を迎え、浦川にとってNPBへの挑戦は本当にラストチャンスと言えるだろう。地元の声援を肥やしに、さらに花を大きく咲かせ、夢を実らせたいところだ。


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