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渡辺俊介、サブマリンの極意<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 日本を代表するサブマリンが海を渡る。千葉ロッテで13年間プレーした渡辺俊介が、メジャーリーグ(MLB)挑戦を表明した。渡辺は2001年にドラフト4位でプロ入りすると、チームの2度(05年、10年)の
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ラモス瑠偉「復讐するは我にあり」

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

“ドーハの悲劇”から20年が経った。1993年10月28日、日本サッカー初のW杯出場は、最終予選イラク戦での引き分けによって、夢と散った。試合終了直前、まさかの失点に多くのサッカーファンが悲しみに暮れ
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史上稀に見る接戦、激戦 〜ワールドシリーズ2001〜

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 海の向こうメジャーリーグ(MLB)では、プレーオフが大詰めを迎えている。アメリカンリーグは上原浩治、田澤純一の両日本人投手が所属するレッドソックスが、ナショナルリーグは2年ぶりの制覇を目指すカージナ
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マイク・タイソン、破滅へのテン・カウント<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 ファイティング・マシーンであるタイソンはコントロール・タワーである彼の指示に忠実に従い、ただフォーメーション化されたコンビネーション・ブローを、力一杯相手の急所に叩き込むだけでよかった。<この原稿は
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マイク・タイソン、破滅へのテン・カウント<中編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 イタリア系移民の子として生まれたダマトがトレーナーとして脚光を浴びたのは、今から30年も前のことだった。 フロイド・パターソンに独自の防御理論から編み出したピーカブー(のぞき見)・スタイルで構えさせ
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マイク・タイソン、破滅へのテン・カウント<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 ボクシング界のレジェンドであるマイク・タイソンはこの8月、薬物とアルコール依存であることを告白した。タイソンは1986年、WBC世界ヘビー級の史上最年少王者となったのを皮切りに、WBA、IBFと3団
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甲子園の光と影<後編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 高校ラグビーは選手の健康面を考慮して1日おきの開催であり、高校サッカーも準決勝の前には1日の休養日を設けている。大野の“残酷登板”が問題になった後、高野連の牧野直隆会長は、審査室会議後の記者会見の席
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甲子園の光と影<中編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 大野のみならず、甲子園は毎年のように犠牲者を生み出している。第68回大会では、優勝した天理のエース、本橋雅央(早大−オリンパス光学工業)が右ヒジの負傷をおして力投を演じ、その痛々しいまでのマウンド姿
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甲子園の光と影<前編>

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 今年の夏の甲子園は8月5日に開幕するが、長年、炎天下での連戦による選手の酷使が問題視されている。今春のセンバツでは準優勝した済美(愛媛)の2年生エースの安楽智大投手が、決勝までの5試合合計で772球
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初の世界ミドル級王者を育てた男

二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

 五輪金メダリストvs.東洋太平洋王者――。ロンドン五輪でボクシングのミドル級を制した村田諒太のプロデビュー戦の相手が、柴田明雄に決まった。柴田は東洋太平洋同級王者であり、日本スーパーウェルター級の現
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