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二宮清純「プロ野球の時間」

第668回 筒香が告発!「勝利至上主義」の弊害

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ野球の現役選手が日本外国特派員協会で記者会見するのは異例である。 その席で「侍ジャパン」の4番、横浜DeNAの筒香嘉智は少年野球や高校野球の現場での「勝利至上主義」の弊害を指摘した。 アマチュア
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二宮清純「プロ野球の時間」

第667回 モチベーションに点火せよ(長野久義)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 2月からスタートするスプリングトレーニング(春季キャンプ)を前にロサンゼルスで自主トレに励んでいた長野久義にすれば、寝込みを襲われたような心境だったのではないか。 FAで丸佳浩を巨人にさらわれた広島
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二宮清純「プロ野球の時間」

第666回 吉田輝星に18番 ポスト桑田・松坂

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨夏の甲子園を沸かせ、北海道日本ハムからドラフト1位指名を受けて入団した吉田輝星(金足農)の背番号が「18」に決定した。プロ野球におけるエースナンバーだ。 本人は「びっくりした。背番号に負けないピッ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第665回 日本シリーズの借りをいつ返す(緒方孝市)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 球団史上初となる3連覇を達成したのだから、実績の上では「名将」である。しかしながら、広島・緒方孝市監督の評価はそこまで高くない。ポストシーズンゲームで惨敗が続いているからだ。 2016年の日本シリー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第664回 大谷翔平、新人王は「物語」の始まり

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 ツーウェイ・プレイヤー(二刀流)の衝撃の大きさが投票結果に表れている。  MLBア・リーグの新人王に大谷翔平(エンゼルス)が選ばれた。当初はヤンキースの内野手ミゲル・アンドゥハーと接戦になると見られ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第663回 鷹を頂点に導いた工藤監督の継投力

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 セ・リーグ王者の広島を4勝1敗1分で撃破し、2年連続9度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一を達成した福岡ソフトバンクが今日本シリーズで「新記録」をつくった。シリーズ最多ホールド15。地味ながらス
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二宮清純「プロ野球の時間」

第662回 “昭和のサムライ” 金田留広逝く

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昔、子だくさんは当たり前だったが、4人もプロ野球選手を世に送り出したのは金田家と明、二郎、昇、渉の野口家だけである。  金田家の次男・正一は言わずと知れた400勝投手。三男・高義、四男・星雄も国鉄に
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二宮清純「プロ野球の時間」

第661回 広島独走3連覇 球界の盟主凋落

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 広島カープがリーグ3連覇を達成した。セ・リーグにおいて巨人以外でリーグ3連覇を達成したのは広島が初めてである。 プロ野球がセ・リーグとパ・リーグの2リーグに分立したのは1950年。自他ともに認める“
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第660回 最後の“叩き上げ”さらば、新井貴浩

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 広島カープの顔でもある41歳の新井貴浩が今季限りでの現役引退を表明した。 07年オフにFA権を行使して阪神に移籍した際は涙を流した新井だが、今回の引退会見では晴れ晴れとした表情を浮かべていた。 その
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二宮清純「プロ野球の時間」

第659回 ドラフトの目玉、間違いなし(小園海斗)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 滝登りでもするかのように、3連覇に向け快進撃を続ける広島カープ。カープファンの興味は既にポストシーズンゲームでの戦い方に移っている。  9月17日現在、広島は75勝51敗2分け。128試合全てに出場
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