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二宮清純「プロ野球の時間」

第658回 GМ経由監督?石井一久の“癒し力”

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 この人事は将来のフィールド・マネジャー、すなわち監督への布石ではないか。 最下位に低迷する東北楽天のゼネラル・マネジャー(GM)に日米通算182勝をあげた石井一久氏が就任した。 楽天は実質的なGMだ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第657回 甲子園の「モテ男」一番は荒木大輔か

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 全国高等学校野球選手権大会(通称・夏の甲子園)は、この夏で100回目を迎えた。<この原稿は2018年8月17日号『漫画ゴラク』に掲載された原稿を一部再構成したものです> 節目の大会を記念して、今年は
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二宮清純「プロ野球の時間」

第656回 粗末な誤審騒動 審判は度胸だ!

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「オレがルールブックだ!」 かつて、こう叫んだ審判員がいる。パ・リーグの名物審判として鳴らした二出川延明だ。<この原稿は2018年7月27日号『漫画ゴラク』に掲載されたものです> 時を遡ること今から5
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二宮清純「プロ野球の時間」

第655回 名勝負演出した衣笠祥雄の「白い歯」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 4月に71歳で他界した元広島・衣笠祥雄さんの「お別れ会」が先ごろ広島市内で開かれた。<この原稿は2018年7月9日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 会場にはチームメイトだった山本浩二さん、江夏豊
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二宮清純「プロ野球の時間」

第654回 梨田辞任。「明日は地獄」の監督業

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨年6月16日、東北楽天は2位の福岡ソフトバンクに0.5ゲーム差をつけ、首位に立っていた。強打のカルロス・ペゲーロを2番に据える超攻撃的な打線が牽引役となり、交流戦も10勝8敗と勝ち越した。 まさか
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二宮清純「プロ野球の時間」

第653回 高額加盟金めぐる2リーグ分立秘話

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 2004年の球界再編騒動の副産物として生まれたセ・パ交流戦も、今年で14回目を迎えた。 プロ野球がセ・パに分かれたのは1950年だから、2リーグ制になって68年がたつ。そこで今回は2リーグ分立秘話を
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二宮清純「プロ野球の時間」

第652回 内川聖一、2000安打への修験道

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 苦しみながらも2000安打を達成した福岡ソフトバンクの内川聖一が2008年に記録した3割7分8厘は、NPBにおける右打者の史上最高打率である。 両リーグで首位打者を獲得した選手も内川の他には江藤慎一
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二宮清純「プロ野球の時間」

第651回 清宮幸太郎、「背番号21」の重責

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 昨秋のドラフト会議で7球団から指名を受けた大物ルーキー清宮幸太郎(北海道日本ハム)の背番号は「21」である。 日本のプロ野球では10番台、20番台はピッチャーが背負うことが多い。その意味では意表を突
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二宮清純「プロ野球の時間」

第650回 今や懐かし、森祇晶の「悪役の正論」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 西武の監督として8度のリーグ優勝と6度の日本一を達成した森祇晶さんがハワイのホノルルに移住してから14年になる。 この2月には一時帰国し、宮崎で行なわれたジャイアンツ対ホークスのOB戦に参加していた
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二宮清純「プロ野球の時間」

第649回 上原浩治、G復帰 V奪回の救世主か

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 生年月日は監督の高橋由伸と同じ1975年の4月3日。つまり開幕後、すぐに43歳になる。選手としての残り時間は、そう長くない。 カブスからFAになっていた上原浩治の10年ぶりの巨人復帰が決まった。 昨
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