第515回 オリックス新監督は「地味な実力派」

 地味ながら指導力には定評がある。最下位からの浮上を目指すオリックスにとってはうってつけの人物ではないか。  オリックスの次期監督に森脇浩司監督代行が昇格することになった。監督代行に就任以降の成績が6勝2敗と良かったことも白羽の矢が立った理由のひとつのようだ。

第512回 WBCに切り札を投入した米国の本気度 米国代表監督、ジョー・トーリ

「今回は米国が本気になっている。(WBCで)日本に3度も勝たせるな、と。ですから(監督、コーチ就任を)引き受けてもらうことが非常に申し訳ない」  こう語ったのは日本プロ野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナーである。

第510回 「ノムラの教え」を移植してV奪回を演出 巨人・橋上秀樹戦略コーチ

 優勝の陰の功労者と言ってもいいだろう。2位・中日とのゲーム差11・5、貯金42(9月27日現在)。巨人がぶっちぎりでセ・リーグを制した。  4月に5連敗を2度喫するなど立ち上がりこそ不安定だったが、最大時の借金7もハンディキャップにはならなかった。

第508回 健康不安の中でもオレ流トークは絶好調 前中日監督・落合博満氏

「口は歪み、目の焦点も定まっていなかった。それでも話は理路整然としていた。しかし監督としての現場復帰は、さすがに難しいのでは……」  前中日監督の落合博満は9月8日、松山市内で講演を行った。以上は講演を聞いた男性会社員の感想だ。

第504回 アクシデントを乗り越えて高く羽ばたけ 広島・會澤翼捕手

 その瞬間、球場中が凍りついた。ひび割れたヘルメットのツバが事態の深刻さを物語っていた。  8月2日、横浜スタジアム。横浜DeNA対広島。9回表1死一、二塁の場面で広島ベンチは代打に思いっ切りのいいバッティングが持ち味の會澤翼を送った。

第503回 イチロー、電撃トレードの背景

 イチローがマリナーズからヤンキースに電撃トレードされた。若手投手2人プラス金銭との交換トレードだった。7月30日には本拠地ヤンキースタジアムで、オリオールズのミゲル・ゴンザレスからメジャーリーグ通算100号を放つなど健在ぶりを発揮している。  チームは8月1日現在、アメリカンリーグ東地区の首位。2位オリオールズに6.5ゲーム差をつけている。イチローがポストシーズンゲームに出場すれば2001年以来、2度目ということになる。「一番勝ってないチーム(マリナーズ)から一番勝っているチーム(ヤンキース)に移る」実感を今イチローは味わっているはずだ。

第501回 宙に浮いた侍ジャパンの着地点はどこか 日本プロ野球選手会・新井貴浩会長(阪神)

 苦渋の決断であることは、伏し目がちなその表情が物語っていた。  労組・プロ野球選手会がオールスターゲーム期間中の7月20日、大阪市内で臨時大会を開き、来年3月に開催予定の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しないことを決議した。  記者会見の席で労組・選手会の新井貴浩(阪神)会長は、こう語った。 「選手も楽しみにしていました。当然見たかったと思うし、出たかった。ただ5年後、10年後を見たとき、今回のことは間違ってなかったと信じています」

第500回 中日3連覇に“黄信号”!?

 サードベースコーチはプロ野球における10人目のプレーヤーである。それを証明したのが1987年の西武対巨人の日本シリーズだった。  第6戦の8回裏。2対1と西武が1点リードで迎えた2死一塁、西武・秋山幸二の打球はセンター前に飛んだ。  普通なら一、三塁の場面。ところが一塁ランナーの辻発彦はノンストップで三塁ベースを駆け抜け、本塁を奪ったのである。

第498回 小久保、快挙の陰に好敵手あり!

 40歳8カ月での通算2000本安打達成は宮本慎也(東京ヤクルト)の41歳5カ月、落合博満の41歳4カ月に次ぐ、“高齢記録”だそうだ。  福岡ソフトバンクの小久保裕紀がさる6月24日、北海道日本ハムのブライアン・ウルフからセンター前ヒットを放ち、史上41人目の快挙を成し遂げた。

第497回 花開いた独立リーグの星 千葉ロッテ・角中勝也外野手

 苦労人の活躍を見るのはうれしいものだ。大きな背番号を見ると、つい応援したくなる。  角中勝也、背番号61。千葉ロッテの外野手。現在、ブレーク中の25歳である。  交流戦では打率3割4分9厘で首位打者に輝いた。レギュラーシーズンの打率も目下、3割3分(6月28日現在)。27日には規定打席に達し、田中賢介(北海道日本ハム)と首位打者争いを演じている。

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