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二宮清純「プロ野球の時間」

第407回 台所事情をにらみつつやりくりの勝利 福岡ソフトバンク・秋山幸二監督

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 6度、杜の都の夜空に舞った。勝って優勝なら文句なしだったが、そううまくはいかない。それでも残り6試合で3.5ゲーム差を引っくり返しての優勝だから、胴上げの味は格別だったろう。 福岡ソフトバンクホーク
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二宮清純「プロ野球の時間」

第406回 前田健太に真のプロ根性を見た

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「〜2世」と呼ばれる選手で、成功した例は稀である。コピーはあくまでもコピー。本家を超えるのは容易ではない。 近年、プロ野球で成功した例といえば「桑田2世」と呼ばれたマエケンこと広島の前田健太くらいか。
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二宮清純「プロ野球の時間」

第405回 山本昌は「長寿社会の星」か!?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 45歳24日。中日の山本昌が9月4日の巨人戦でプロ野球史上最年長完封勝利記録を達成した。優勝争いの最中での白星だけに価値がある。「シーラカンスばりにスゴイですねぇ」と本人。自らを“生きた化石”にたと
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二宮清純「プロ野球の時間」

第404回 好調外国人獲得に尽力したスカウトにボーナスを!

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 巨人、中日と首位争いを演じる阪神。好調のチームを支えるのは2人の外国人選手だ。マット・マートンとグレイク・ブラゼル。マートンがリーグ3位の3割4分6厘という好打率でチームを牽引すれば、ブラゼルはリー
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第403回 全国が注視する琉球のトルネードの行方 興南高校・島袋洋奨投手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 史上6校目の甲子園初夏連覇を達成した興南(沖縄)。その立役者はトルネード左腕の島袋洋奨だった。 決勝では東海大相模(神奈川)を9安打1失点に封じた。奪った三振こそ4と少なかったが、これは勝利を優先し
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二宮清純「プロ野球の時間」

第402回 興南Vで見えてきた「野球王国・沖縄」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 夏の甲子園準決勝。興南対報徳学園戦。4回が終わって0対5.ゲームとしては、ほぼ一方的だ。 しかし「どこかで引っくり返すんじゃないかな」という予感があった。 5回に3点、6回に1点、7回に2点を奪い6
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第401回 一歩進んで二歩下がる? 大砲晩成の法則 北海道日本ハム・中田翔内野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ1号から11戦8発。 やはり、この男、ただ者ではない。 北海道日本ハムの中田翔がプロ入り3年目でブレイクした。 来季、開幕からスタメンに名を連ねればホームラン王争いに加わることも不可能ではあるま
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二宮清純「プロ野球の時間」

第400回 楽天・山“大器晩成”の理由

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 東北楽天の山武司がオールスターゲームで2試合連続ホームランを放った。40代での球宴2戦連発は史上初だそうだ。「中年の星」と呼ばれる山だが、かつては“暴れん坊”として通っていた。 オリックス時代は
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第399回 工藤公康、最年長勝利投手への道

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ野球における最年長勝利投手記録は阪急で活躍した浜崎真二の48歳4カ月である。 1950年5月に達成したものだから、もう今から60年以上も前の話だ。 浜崎真二と聞いて、勇姿がサッと思い浮かぶのは若
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第398回 勉強熱心な性格で「大化け」できるか オリックス フランシスコ・カラバイヨ外野手

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 オリックスの新外国人フランシスコ・カラバイヨと聞いてもピーンとくる人は少ないだろう。実は先日、イチロー(マリナーズ)が出演していたユンケルのテレビCMの相手投手役を務めていたことが判明した。ほんの一
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