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二宮清純「唯我独論」

第303回 墓場まで持っていく「江夏の21球」秘話

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「その話は墓場まで持っていこうと思っているんですよ」。真夏の広島市民球場の放送ブース。クールな表情が少しだけくもった。そこまで聞けばもう十分だった。それ以上、追及する気にはなれなかった。また追及したと
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二宮清純「唯我独論」

第302回 CS反対オレ竜が最大の受益者になるか

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 中日・落合博満監督の“悪運”には恐れ入る。クライマックスシリーズ負けなしの5連勝で日本シリーズ出場を決めた。リーグ優勝を逃したチームが日本シリーズに出場するのは長いプロ野球の歴史の中で初めてのことだ
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二宮清純「唯我独論」

第301回 “裏技”では済まされない亀田家の蛮行

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 雨上がりに大きな石をひっくり返すと、底にべっとりとヒルがこびりついていることがある。多くの観衆や視聴者はあんな気分を味わったのではないか。 もし、反則を指示する声を集音マイクが拾っていなかったら、亀
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二宮清純「唯我独論」

第300回 “ムラの村長”よ 責任を取れ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 新弟子の「リンチ死」疑惑の渦中にある前時津風親方(元小結・双津竜)の解雇理由は「相撲協会の信用、名誉を著しく失墜させた」というものだった。わかったようなわからないような説明だが、それを言うなら、北の
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二宮清純「唯我独論」

第299回 国技を守る気概も情熱もないのか?

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 ある時はジキルで、ある時はハイド。いったい、どちらが、このご仁の本当の姿なのか。それとも、どちらも本当の姿なのか……。 今年4月、横綱・朝青龍が時津風部屋の豊ノ島を荒稽古で病院送りにした際、誰よりも
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二宮清純「唯我独論」

第298回 プロを潤す社会人野球の活性化

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 東京ヤクルトの古田敦也選手兼任監督に続き広島の佐々岡真司も今季限りでの引退を発表した。古田と佐々岡は89年のドラフトで指名された同期生である。 89年はドラフトの当たり年で1位組は8球団が競合した野
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二宮清純「唯我独論」

第297回 “再登板”につながる進退の潔さ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 権力の座に固執するとロクなことはない。人間、引き際が大切である。反面教師として、そのことを如実に示したのが、現在「機能性胃腸障害」で入院中の安倍晋三首相である。 先の参院選で自民党は歴史的大敗を喫し
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二宮清純「唯我独論」

第296回 「チームは生き物」で成長した日本ハム

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 優勝争いをしている最中での日本ハム・トレイ・ヒルマン監督の唐突な退任発表。他の球団なら「サプライズ!」となるところだが、日本ハムは違った。「異例かもしれないけれど、日本ハムじゃあり得ない話じゃない」
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二宮清純「唯我独論」

第295回 夫婦二人三脚で今も闘う背番号「6」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 小学生の頃、少年野球で初めて付けた背番号が「6」だ。本当は長嶋茂雄の「3」を付けたかったが、この番号は競争が激し過ぎた。当時、小柄でやせっぽちだった私に与えられたポジションはセカンド。V9巨人の名二
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二宮清純「唯我独論」

第294回 朝青龍、体の故障はどうなった?

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 28日に開かれた緊急理事会で横綱・朝青龍のモンゴル帰国が決定した。これにより約1カ月間にわたって繰り広げられた朝青龍騒動は新たな局面に入ることになる。 このところ朝青龍の“心の病”ばかりがクローズア
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