ページのトップへ

二宮清純「唯我独論」

第314回 惜しまれる川嶋の「9回」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「もう一度世界チャンピオンにはなれなかったけど心から感謝しています。生きてきてよかった。本当にありがとう」。涙とともに引退を宣言した川嶋勝重(元WBC世界スーパーフライ級王者)だが、本当に悔いはないの
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第313回 ルーキー諸君「書を買おう、部屋に戻ろう」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「何の仕事でもそうですけど、就職が決まったら、まずそこの会社の社長が出している本を読むのが普通ですよね?」。そう水を向けると、古田敦也は即座にこう返した。「(プロ野球界は)普通じゃないんですよ(笑)。
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第312回 クローザーでトルネードの復活を!

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「とにかくケガせず、頑張りたい」。ロイヤルズとマイナー契約を結んだ野茂英雄は自身のHP上でこう抱負を述べた。「ケガさえしなかったら、まだやれる自信はある」。これが彼の本音だろう。 野茂が遊離軟骨、俗に
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第311回 朝青龍は親方とともに座禅修行を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 モンゴルへ帰るのか、帰らないのか。横綱・朝青龍の年末帰国騒動は、高砂親方の説得もあり、どうやら「国内年越し」の線で落ち着きそうだ。 初場所は1月13日から始まる。その5日前には横審による稽古総見があ
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第310回 MLBを救うか、日本人選手のクリーンエネルギー

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 日本人選手がMLBの球団と目のくらむような高額契約を結んだからといって、もう誰も驚かない。ドジャース入団が決まった黒田博樹も、カブス入りが内定している福留孝介も、故障さえなければ、ほぼ報酬に見合うだ
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第309回 生活の変化がもたらした国際大会の興奮

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 ハラハラ、ドキドキ、ワクワク――。これがスポーツ中継が高視聴率をマークするための必要条件である。先の北京五輪野球アジア予選にはこの3つの要素が全て含まれていた。その結果が日本対韓国戦23.7%(関東
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第308回 「信念の人」口説き落とした“交渉人”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 交渉人の条件は�誠意をきちんと言葉にできること�約束を実行できる能力があること�精神的、肉体的にタフであること――そう語ったのはニクソン政権を支えた元大統領
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第307回 ラモスよ、J1で“復讐劇”を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 この8月、横綱・朝青龍が夏巡業をスッポかしてモンゴルで“草サッカー”に興じていた科(とが)で2場所出場停止などの重い処分を受けた時、真っ先に頭に浮かんだのが東京ヴェルディ1969監督・ラモス瑠偉の顔
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第305回 「伝説の日本シリーズ」16年目の告白

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 世に「怪腕」や「剛腕」と呼ばれたピッチャーは数多(あまた)いるが、「鉄腕」とうたわれたのは、後にも先にも稲尾和久さんただひとりだ。 稲尾さんと最後にお会いしたのは今年2月。金沢市で行われた食のイベン
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第304回 巨人に“巨人”誕生なら、馬場の背番号を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 アンディ・シビーロという身長2メートル1の大男が巨人の入団テストを受けるため宮崎にやってきた。シビーロの来日で一躍、脚光を浴びているのが巨人OBでプロレスラーとして大活躍したジャイアント馬場(本名・
続きを読む