第18回 「最後はメンタル勝負!」(フィギュアスケート女子&アイスダンス)

 1月末に行なわれた四大陸フィギュアスケート選手権。多くの五輪代表選手が本番に向けての調整を優先し、欠場する中で、日本代表の浅田真央(中京大)と鈴木明子(邦和スポーツランド)が出場。浅田が見事優勝し、ショートプログラムではトップについた鈴木も2位に入った。これで、ともに大きな自信をもって本番に臨むことができそうだ。前回のトリノ大会に続いて日本選手が金メダルを獲得できるのかが注目される女子フィギュア。国民の大きな期待を力にかえ、バンクーバーに挑む。

第17回 「高まる日本男子初のメダルへの期待」(フィギュアスケート男子)

 いよいよバンクーバー冬季五輪まで、あと2週間に迫った。今月18日には日本選手団の結団式が都内のホテルで開催され、会場は本番さながらの熱気が漂っていた。各競技の代表選手もほぼ確定し、それぞれ最後の調整に入っている。「長野五輪のような活躍を期待している」と橋本聖子団長も気合十分だ。なかでも複数のメダル獲得を期待されているのがフィギュアスケートだ。今回はトリノ五輪の1枠から一気に3枠に増え、実力的にもメダルの可能性がより高くなった男子に注目したい。

第16回 青野令「石川遼と“Wリョウ”へ」(スノーボード・ハーフパイプVol.3)

 青野がスノーボードやウェアの契約を結んでいるヨネックスといえば、今をときめくプロゴルファー石川遼をスポンサードしていることで有名だ。年齢は1つ違いで、名前も同じ読み方とあって、社内には“Wリョウ”として売り出したいとの声もあるという。青野自身は同年代のアスリートをどう見ているのか。地元・愛媛への思いや今後の夢と合わせて、前回に引き続き当HP編集長の二宮清純が本人と久万総合開発・田村社長に訊ねた。

第15回 青野令「着地失敗で悶絶!」(スノーボード・ハーフパイプVol.2)

 全日本スキー連盟は13日、バンクーバー五輪出場メンバーを発表し、青野は正式にスノーボード・ハーフパイプの代表選手として選出された。愛媛県出身者が冬季五輪に出場するのは初めてだ。今回は先週に引き続き、当HP編集長の二宮清純が本人と久万総合開発・田村社長に、スノーボードの魅力や競技者にしかわからない感覚、道具へのこだわりなどを訊ねた。

第14回 青野令「五輪への完成度は80%」(スノーボード・ハーフパイプVol.1)

 雪や氷とはあまり縁がない南国・愛媛にメダル候補がいる。スノーボード・ハーフパイプの青野令(松山大)だ。2006−07シーズン、16歳でW杯年間王者に輝くと、昨季は韓国で行われた世界選手権を日本人で初めて制した。プロボーダーを多数擁する米国の強豪たちを相手に、19歳の若武者はどんな滑りを見せるのか。青野が地元の練習拠点にしている屋内ゲレンデ「アクロス重信」を運営する久万総合開発・田村信介社長とともに当HP編集長・二宮清純が夢舞台への意気込みを訊いた。

特別編 「自分を信じ、気持ちで滑る」 〜女子アルペン、五輪への挑戦〜

 多くのアスリートたちにとって、自らのトレーニングや試合などで年末年始はないに等しい。特に2月のバンクーバー五輪の出場権を確保するための戦いは今が佳境だ。女子アルペンスキーでバンクーバー行きの切符を目指し、ヨーロッパを転戦している星瑞枝選手、長谷川絵美選手(BLUE TAG所属)に現在の状況を取材した。

第13回 「スピード感溢れる、もう一つの“氷上のF1”」(リュージュ)

 民主党政権となり100日が経過した。毎日のように政治ニュースが各メディアを賑わせているが、その中でも国民の注目を集めたのが事業仕分けだろう。公開の場で予算のムダを省いていく様子が連日報道された。この事業仕分けの中で期せずして注目を集めたスポーツがリュージュである。

第12回 「金メダルの条件」(フィギュアスケートVol.3)

 グランプリファイナルで織田信成、安藤美姫の出場が内定し、フィギュアスケートのバンクーバー冬季五輪出場枠は、男女それぞれ残り「2」となった。最後のチャンスとなるのが、25日から始まる全日本選手権だ。優勝すれば、自動的にバンクーバー行きが決定するが、残り1枠については同大会でのメダリストおよびファイナル進出者などを考慮し、日本スケート連盟が選出する。なかでも最も優勝への期待が大きいのがヒザの故障から復帰した高橋大輔だ。グランプリファイナルでは4回転を失敗し、5位に終わった高橋。しかし、完全復活への兆しははっきりと見えている。

第11回 「過去の成績は通用しないオリンピック」(フィギュアスケートVol.2)

 3日、フィギュアスケートに全国のファンが注目した。東京・代々木第一体育館で開催されたグランプリファイナル。表彰台に上がった日本人選手の最上位に来年のバンクーバー冬季五輪の切符を手にするという大一番だ。日本からは、男女合わせて4名の選手が出場した中、力を発揮し早くも出場内定を決めたのが、ともに2位に入った織田信成と安藤美姫だ。残るは男女ともに2枠。25日に大阪で開幕する全日本選手権が最終選考会となる。特に女子は最有力の浅田真央、GPファイナルで3位に入った鈴木明子、安定感抜群の中野由加里……と有力選手が多く、激戦が予想される。果たしてバンクーバーの氷上に降り立つのは誰なのか。今回はその女子フィギュアについて述べたい。

第10回 「変化し続ける氷上の舞」(フィギュアスケートVol.1)

 いよいよ3日からは代々木第一体育館(東京)で世界の王者、女王を決定するフィギュアスケートのファイナルグランプリが開催される。日本からは男子は織田信成と高橋大輔、女子は安藤美姫と鈴木明子が出場する。この大会で日本最上位のメダリストにはバンクーバー五輪代表が内定するだけに、注目が置かれている。同じスケートでもタイムできっちりと勝敗が分けられるスピードスケートとは異なり、審判の採点によって順位が決められるフィギュアスケート。今回はその歴史や国内事情、採点方法、さらにはバンクーバー五輪でのみどころに迫りたい。

第9回 「スタート前の戦い」(バイアスロンVol.3)

 1964年のインスブルック大会(オーストリア)からオリンピックに出場している日本のバイアスロン界(女子は92年のフランス・アルベールビル大会から出場)。これまでの最高成績としては、男子は72年の札幌大会のリレー8位、女子は98年の長野大会での個人6位入賞だ。来年2月のバンクーバー冬季五輪では男女ともに1枠ずつしか得られなかったことからも、世界との差は縮まるどころか、広まりの気配さえうかがえる。実はボブスレー同様、そこにはマテリアル問題が存在しているようだ。

第8回 「経験が大きな財産に」(バイアスロンVol.2)

 2010年バンクーバー冬季五輪でのバイアスロンの会場はクロスカントリーやノルディック複合、そしてスキージャンプと同じく、北米で最も人気のあるスキーリゾート地、ウィスラーにあるカラハン・バレーだ。雄大な山々がそびえたつ絶景が一面に広がり、手前からスキージャンプ台、スキー場、そして一番奥にバイアスロン用のスタジアムへと続く。こうした気象条件が目まぐるしくかわる山中で、どんな戦いが行なわれているのか。北海道バイアスロン連盟の出口弘之理事長に競技の特性を訊いた。

第7回 「人気のワケはスピード化にあり」(バイアスロンVol.1)

 バンクーバー冬季五輪開幕までちょうど3カ月となった。現在、各競技ではさまざまなかたちで国内選考が行なわれ、代表権をめぐっての戦いが繰り広げられている。なかでもバイアスロンは熾烈だ。昨年と今年の世界選手権で成績不振に陥った日本は、男女ともに国別得点で21位以下となったため、前回のトリノ五輪では男女ともに5つあった代表枠が今回は1つずつに激減したのだ。そんな中、9月の第1次選考で男子は4名、女子は2名にまで絞り込まれた。12月に行なわれるオストスンドW杯(スウェーデン)の結果をもとに来月後半には代表が決定する予定だ。今回はそのバイアスロンの特性や国内事情などに迫りたい。

第5回「ライバルは“本場”と“アジアの新興国”」(カーリングVol.2)

「前回のトリノ五輪(7位)では各メディアにチーム青森が大きく取り上げられましたが、バンクーバーではさらに高い位置を狙えると思います」  そう答えてくれたのは、日本カーリング協会浦川事務局長だ。

第4回「変幻自在にストーンを操る“氷上のチェス”」(カーリングVol.1)

 オリンピック競技としては歴史が浅く、1998年長野オリンピックで採用されたカーリングだが、日本人にとっては馴染みのある競技となっている。特に2006年トリノオリンピックでは「チーム青森」の試合が連日テレビ放映され、多くの視聴者の関心を集めた。惜しくもメダル獲得はならなかったものの7位入賞を果たす。この時には銅メダルを獲得したカナダを予選ラウンドで倒すなど快進撃が続き、代表メンバーの本橋麻里(NTTラーニングシステムズ)らは一躍、時の人となった。

第3回 「マテリアル戦争」(ボブスレーVol.3)

「ボブスレーは、実は“マテリアル戦争”なんですよ」  日本ボブスレー・リュージュ連盟の山本忠宏ボブスレー強化委員長はそう語る。  ボブスレーにおいて重要な要素は3つある。スタートでのブレーカーの押しの強さや速さ。乗りこんだ後のパイロットの操縦技術。そしてソリである。これら3つの要素によってタイムが競われる。なかでもソリは研究・開発の力の入れ具合や費用問題など各国によって差があり、日本チームにとっても大きな壁となっている。果たして、強豪国と日本との差はどれほどのものなのか。山本強化委員長に実状を訊いた。

第2回 「ブレーカー3つの条件」(ボブスレーVol.2)

 2010年バンクーバー冬季五輪まで残り約7カ月に迫った今年7月、元女子ソフトボール日本代表の高山樹里がボブスレーの日本代表チームに加わった。高山を氷上の舞台へと誘ったのは日本ボブスレー・リュージュ連盟の山本忠宏ボブスレー強化委員長だ。得点を争う陸上の球技と、タイムを争う氷上のソリ競技。見た目にはソフトボールとボブスレーに共通点はほとんど見あたらない。にもかかわらず、高山を代表候補に選出したのはなぜか。実は高山にはブレーカーとしての隠された適正能力があった。

第1回「勝負ポイントは“スタート”と“経験”」(ボブスレーVol.1)

 いよいよ4年に一度の冬の祭典、冬季オリンピックの開幕が近づいてきている。第21回を数える今大会の開催地は、カナダ・バンクーバーだ。今月末にはギリシャのオリンピアで聖火が採火され、カナダでは約100日間に渡る聖火リレーがスタートする。日本国内でも日本選手団が本番で着用する公式ウエアが発表。上村愛子や伊藤みき、西伸幸のモーグルスキー勢3人が既に出場が内定するなど、徐々に五輪モードが加速し始めている。そこで新コーナー『Go!Go! バンクーバー』では、各競技のみどころや注目選手、さらには観戦に役立つ豆知識などを紹介する。雪上や氷上を舞台とする冬のオリンピック競技ならではの神髄に迫りたい。

Back to TOP TOP