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鷹野宏史(JRA騎手/高知県高知市出身)第3回「乗り越えなければならない大きな壁」

 騎手会長として精力的に高知競馬のPR活動をしていた鷹野に1つのニュースが飛び込んできたのは2003年10月のこと。そのニュースは、これまで考えたこともなかった中央競馬への道を意識させるものだった。兵
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鷹野宏史(JRA騎手/高知県高知市出身)第2回「競馬界に押し寄せるボーダレスの波」

 中央と地方の間に大きな壁が存在した1994年、日本の競馬界を根本から変える1つの改革案が示された。「地方交流レースの創設」だ。各地区で中央競馬認定の競走を実施し、勝ち上がった馬は地方競馬所属のまま、
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鷹野宏史(JRA騎手/高知県高知市出身)第1回「原点は高知競馬場」

 季節はずれの豪雨が降りしきる中、レースは始まった。13番枠から好スタートから切った6番人気のドリームハッチは3番手につける。泥のかぶらない好ポジションを得て、抜群の手応えで4コーナーを回り直線を向く
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菅沼実(柏レイソル/元愛媛FC)最終回「レイソルでタイトルを」

 愛媛時代、菅沼の印象に残っている試合がある。それが古巣・柏とのゲームだった。愛媛のオレンジのユニホームを身にまとい、初めて日立台のピッチに立つと、少し不思議な感覚がした。「試合になったら関係ないと思
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菅沼実(柏レイソル/元愛媛FC)第3回「愛媛でつかんだゴールのツボ」

「思い切りがいい。いいパフォーマンスをしていました。彼の持っている武器が出てくればと思っていました」 愛媛FC・望月一仁監督がJ2で戦うにあたり、真っ先に獲得に乗り出した選手――それが菅沼だった。望月
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菅沼実(柏レイソル/元愛媛FC)第2回「柏発、ブラジル経由、愛媛行き」

 菅沼は4歳からサッカーを始めた。「小学校の時からトップ下が多かったですね。中盤より前。今とほとんど変わりません」。点を獲ることが何より好きだった少年は、柏ジュニアユース、ユースとカテゴリーを上げるに
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菅沼実(柏レイソル/元愛媛FC)第1回「ゴールへの執着心」

 今年のJリーグ開幕戦(3月7日)、川崎フロンターレ対柏レイソル。両クラブ無得点で迎えた後半5分、柏はカウンター攻撃でチャンスを迎える。一度はクリアされたものの、セカンドボールを拾ったFWポポが右サイ
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河野博文(群馬ダイヤモンドペガサスコーチ/高知県幡多郡大月町出身)最終回「プロ12年目で訪れた最高の瞬間」

 1995年オフ、河野博文は一つの決断を下した。FA宣言をし、11年間着た日本ハムのユニホームを脱ぐことにしたのだ。移籍先は巨人だった。少年時代の河野が憧れ、夢見てきた「GIANTS」のユニホームに袖
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河野博文(群馬ダイヤモンドペガサスコーチ/高知県幡多郡大月町出身)第4回「近いようで遠かった1勝」

 1984年11月20日、運命の日がやってきた。 第20回新人選手選択会議。駒沢大学4年の河野博文は太田誠監督とともに、じっとモニターを見つめていた。会見場となった会議室には多くの報道陣が詰め掛けてい
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河野博文(群馬ダイヤモンドペガサスコーチ/高知県幡多郡大月町出身)第3回「マグワイアさえもねじ伏せた剛腕」

「ごっついやつやなぁ」 岡山の玉島商業高校から駒沢大学に進学した大倉孝一は、同じ1年生とは思えないその体に驚きを隠せなかった。「彼と初めて会ったのは入学前の3月でした。野球部の練習に行ったら、ひときわ
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