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金子達仁「春夏シュート」

Jには強者育成の次に下剋上の道用意を

 リバプール、エバートン、マンチェスターU、アーセナル、トットナム――。いわゆる“ビッグ5”のオーナーたちが、新リーグの設立に向けて密談を重ねていたころ、マンチェスターCは2部リーグの下位でもがいてい
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金子達仁「春夏シュート」

パラに本気になった証「楽しむためには?」

 聞かれるたびに、ちょっぴり複雑で、懐かしくて、嬉しくもなってしまう。「パラリンピックを楽しむにはどうしたらいいのですか?」 思うに、これは日本ならではの質問ではないか。本来、スポーツはゲーム。五輪に
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金子達仁「春夏シュート」

日本が目指すところは? 次ではっきりする

 初めて仕事で東南アジアを訪れたのは、92年バルセロナ五輪予選が開催されたマレーシアだった。 現在から振り返れば、「日本サッカーの夜明け前」とも言うべき時期だったが、もちろん、当時はそんなことがわかる
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金子達仁「春夏シュート」

覚悟と期待“停滞日本”のスリリングな最終予選

 出会って間もなかったころの中田英寿さんに聞いたことがある。「自分のことを、世界で何番目の選手だと思ってる?」 まだ多くの日本人にとってW杯が目標ではなく憧れでしかなかった時代である。だから、返ってき
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金子達仁「春夏シュート」

五輪で確信 サッカーでも日本のスター出現

 本当の自信家は「自分は凄い」などとは言わないものだ、と信じている。なので、昨今“日本礼賛バラエティー”とも言うべき番組が人気を博しているのは、根っこの部分で自信を持てない日本人が多いことの表れか、な
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金子達仁「春夏シュート」

「世界一」を口説き文句にできない日本サッカー界

 これがトシというものなのか。はたまた、単なる寝不足の影響か。昼夜逆転で五輪にかぶりつきながら、壊滅的なまでに抵抗力をなくしてしまった自分の涙腺に驚かされている。 水泳。感動した。柔道。感動した。重量
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金子達仁「春夏シュート」

日本スポーツのイメージ確立へCI必要

 コーポレーション・アイデンティティー(CI)という単語を初めて目にしたのは、確か、学生時代に読んだ自動車雑誌だったと思う。 これからのメーカーは、一目見ただけでどこの会社が作ったものかがわかるような
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金子達仁「春夏シュート」

生かしたいブラジルとの大会直前対決

 かつて、五輪のサッカーは“鉄のカーテン”の向こう側の国によるコンペティションでしかなかった。実質的にサッカーだけで生計を立てていても、“ステート・アマ”なる珍妙な肩書の選手たちは、プロとは見なされな
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金子達仁「春夏シュート」

グループB 日本全敗もあれば全勝もある

 バルセロナからメッシ、ネイマール、スアレスがいなくなったらどうなるか。あるいは、レアル・マドリードからクリロナ、ベンゼマ、ベイルがいなくなったら。 もはや別のチームである。 五輪サッカーは、だから難
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