青山拓朗、男子1万mに続きマラソンでも入賞 〜デフリンピック〜

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 25日、東京2025デフリンピック・陸上競技最終日男女マラソンが東京高速道路及び首都高速道路高速八重洲線の一部で行われた。男子はオット・キングステッド(スウェーデン)が、女子はルルド・ポンセ・フアレス(メキシコ)がそれぞれ大会新記録(男子2時間16分10秒、女子2時間49分30秒)で優勝した。日本勢トップは男子が青山拓朗(台東区教育委員会)が7位(2時間32分4秒)、女子が安本真紀子(小糸製作所)が10位(3時間19分10秒)だった。青山は男子1万m6位に続き、2種目目の入賞となった。

 

 高速道路上に周回コースを設え、文字通りの“高速レース”となった男女マラソンは、キングステッド、フアレスが大会記録を塗り替えた。

 

 キングステッドは序盤、先頭を走っていたが、5km以降はケニア勢の後塵を拝し、一時はメダル圏外にまで脱落した。それでも安定したペースを刻み、40km付近でトップに立つと、そのまま逃げ切った。

 

 日本の青山は7位でフィニッシュ。1万mの2種目にチャレンジしたが「後悔はなく、やりきった。本当にたくさんの方に応援していただいて幸せな42.195kmだった。感謝でいっぱい」と噛み締めた。

 

 銀座や新橋のビル群が望めるうような全長2.5kmの周回コース。近くを東海道新幹線が通過した。東京都出身の青山は「これがきっと最初で最後の経験。新幹線を見る余裕はなかった」と笑顔を見せた。また「周回コースだったので、以前陸上教室に参加してくれた小学生たちやデフ陸上の選手団のみんなの応援がたくさん見え、うれしかった」と語った。

 

(文・写真/杉浦泰介)

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