山下侑哉(サンベルクス陸上部/愛媛県西予市出身)第1回 肩書きは「ビジネスアスリート」

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 サンベルクス陸上部に所属する長距離ランナーの山下侑哉は、愛媛県西予市の出身だ。

 

 

 西予市は、2004年4月1日に東宇和郡の明浜町・宇和町・野村町・城川町、そして西宇和郡三瓶町の5町が合併して誕生した。総人口は3万2739人。総面積は514.33平方キロメートル。市内には、国の重要文化財に指定されている開明学校など歴史的建造物や古墳群など数多くの文化遺産のほか、民俗芸能や伝統行事が保存伝承されている。

 

 山下が勤務する株式会社サンベルクスは、1963年に創業し、東京都足立区に本社を置き、「専門性追求型スーパーマーケット BELX(ベルクス)」を運営している。東京都に19店舗、埼玉県に14店舗、千葉県に20店舗、計53店舗。スーパーマーケット以外にも、子ども向けのスポーツクラブや不動産業も展開している。

 

 

 目標は「2時間10分を切りたい」

 

 陸上部の創部は2014年4月。専務取締役の鈴木優喜朗氏(現・陸上部のゼネラルマネジャー)が立ち上げた。山下は陸上部の1期生にあたる。「その前から鈴木GMが駅伝に出場していたりしたので、それを0期生と位置付けています。私たちの代から箱根駅伝を走った選手や、ケニア人選手が入社して、陸上部として本格化しました」と山下。2年目の2015年1月にはニューイヤー駅伝に初出場するなど、着実に力をつけてきている新興勢力だ。

 

 山下は2024年3月から選手兼コーチとして活動していたが、2026年3月から「ビジネスアスリート」という肩書きに変更となった。その第1号が山下だ。

 

「ビジネスアスリート」について、山下はこう説明した。

「専務である鈴木GMから、“コーチ兼任ではなくもう1度、選手としてチャレンジしてみないか?”と。ただ、私はフルタイム勤務のため新たに“ビジネスアスリート”という肩書をつくっていただきました。私はマネジャーに昇進していたこともあり、仕事もこなしながら選手として戦う新しいカテゴリーです。勤続年数10年以上、役職はマネジャー以上がビジネスアスリートになれる条件です」

 

 さらに、山下は続ける。

「チームで合宿にいけば、いままでの経験を生かして他の選手のサポート業務も行なっています。ただ、自分のために新たなカテゴリーをつくってくれたことはモチベーションアップになっています」

 

 彼は昨年の12月に34歳になった。だが、加齢と反比例するように2024年2月の延岡西日本マラソンで自己ベスト(2時間11分37秒)を更新するなど、まだまだ伸びしろが見られる。

 

 本人は今後の目標をこう語った。

「駅伝よりもマラソンで、2時間10分を切りたいというのが1つの陸上人生の目標に置いています」

 

 山下は順天堂大学時代に箱根駅伝(5区)に出場している。実は、同大学のユニホームを着て、襷をかけて箱根を走る絵は、「小学生の頃から描いていた」という。なぜ、順天堂大学だったのか……。

 

(第2回につづく)

<山下侑哉(やました・ゆうや)プロフィール>

1991年12月23日、愛媛県西予市生まれ。父親の影響で幼少期から長距離走を始めた。俵津小学校、明浜中学校、宇和高校を経て2010年4月、順天堂大学に入学。4年時には第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の5区を走った。2014年3月、株式会社サンベルクスに入社。同社陸上部の1期生となる。2024年2月、延岡西日本マラソンで自己ベストを更新(2時間11分37秒)。同年3月に選手兼コーチとなった。2026年3月より「ビジネスアスリート」という新たな肩書きに変更。フルタイムで勤務しながらフルマラソンの自己ベスト更新を目指し、競技に取り組んでいる。

 

(文/大木雄貴)

 

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