15日に横浜アリーナで開催された「DREAM.4」の一夜明け会見が16日、都内ホテルで行われた。会見には前日、激闘を制した5人の選手が出席。2回戦で永田克彦(新日本プロレス NEW JAPAN FACTORY)を破り、GPファイナル進出が決定したライト級の青木真也(パラエストラ東京)が「7月には必ず僕の腰にベルトを巻きます」と優勝宣言するなど、その顔は自信に満ちあふれていた。
(写真:ライト級GP制覇に自信を見せる青木)
 前日、青木はフットチョークで永田をリングに沈め、約1年ぶりの一本勝利を収めた。笹原圭一イベントプロデューサーからも「凄いという言葉しか浮かばない」と称賛される強さだった。準決勝で対戦する宇野薫(和術慧舟會東京本部)の印象については「オシャレな選手。僕とは対極にいる」と冗談交じりに答え、「まず僕と宇野選手にしかできない最高の試合を見せて、決勝は僕とその相手にしかできない最高の試合をします」と試合への意気込みを語った。さらに、1日2試合の消耗戦となる決勝大会についても、「3月からの3カ月間で3試合しているので大丈夫」と余裕の表情を浮かべた。

 そのほか、ミドル級GPで勝ち残った4選手は、それぞれに勝利の喜びや試合への意気込みを語った。コメントは以下のとおり。
 
 メルヴィン・マヌーフ(ショー・タイム):「昨夜は観客の反応、試合の全てが素晴らしかった。こういう大会がDREAMというブランドを大きく成長させると思う」
 
 ホナウド・ジャカレイ(アスレ マナウス‐エクストリーム クートゥア):「観客の熱気と私たち選手の一体感を感じた素晴らしい1日だった」
 
 ゲガール・ムサシ(team Mousasi/Red Devil International):「DREAMは本当に素晴らしい舞台。こういった舞台で戦うこと、そして勝つことが自分の夢でした。チャンピオンになれるように準備していきたい」
 
 ゼルグ“弁慶”ガレシック(チーム・トロージャン):「昨晩のイベントは素晴らしく、会場の雰囲気は想像を超えていた。そのなかでファイナリストになれたことが光栄です。厳しい試合になると思うが、1日2試合ということも含め、これから対策を練りたい」
(写真:ミドル級GPファイナルに勝ち残った4選手。左からガレシック、ムサシ、マヌーフ、ジャカレイ)