3日、東北楽天は北京五輪に出場する田中将大投手のほか4名の出場選手登録を抹消した。代わりに朝井秀樹投手、ドミンゴ・グスマン投手など5名を出場選手登録。その5名には元石川ミリオンスターズで7月23日に支配下登録されたばかりの内村賢介選手が含まれていた。守備固めや代走などでの出場が期待される。
 内村選手は山梨学院大付属高、JFE東日本を経て昨年、BCリーグの石川ミリオンスターズに入団。全72試合に出場し、打率.271、30打点、31盗塁。初代盗塁王に輝き、リーグ一のリードオフマンとしてチームを優勝へと導いた。
 身長163センチの小柄ながら、俊足と守備力が買われ、同年秋のドラフトで育成選手として楽天に指名される。BCリーグ出身者として初のNPB選手となった。今季はファームで55試合に出場し、打率.274、20打点、2本塁打、6盗塁の成績を残していた。


8月3日(日)
  新潟、トンネルから抜け出せず5連敗(信濃2勝0敗、佐藤池野球場、911人)
信濃グランセローズ     7 = 100111030
新潟アルビレックスBC   4 = 300000001
勝利投手 鈴江(2勝0敗2S)
敗戦投手 徳田(5勝2敗)
セーブ   給前(2勝2敗8S)
本塁打  (新)根鈴6号3ラン、阿部2号ソロ

 両者ともに譲らず引き分けに(伊勢崎球場、1,105人)
福井ミラクルエレファンツ     3 = 000030000
群馬ダイヤモンドペガサス    3 = 000300000

 石川・大瀬、初先発で初勝利(石川3勝1敗、小矢部野球場、934人)
石川ミリオンスターズ     2 = 002000000
富山サンダーバーズ     1 = 000001000
勝利投手 大瀬(1勝0敗)
敗戦投手 田中(2勝4敗3S)
セーブ   蛇澤(1S)

<順位表>
〜上信越地区(前期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 信濃   5   2   1  .714
2 群馬   2   1   5  .667  1.0
3 新潟   1   5   2  .167  3.5

〜北陸地区(前期)〜
 勝   負   分   勝率   差       
 石川   5   3   0  .625
2 福井   3   2   2  .600  0.5
3 富山   2   5   0  .286  2.5