HIROYA、「世界チャンピオンになりたい」 〜K-1 甲子園公開計量・前日会見〜
28日、「K-1 甲子園 KING OF UNDER18〜FINAL16〜」の公開計量・前日会見が試合会場であるディファ有明で行なわれ、出場する全16選手は計量を一発パスし、試合のゴングを待つのみとなった。メーンに登場するHIROYA(セントジョーンズインターナショナルハイスクール)は「もちろん明日は勝ちます。でも僕の夢はここで終わりじゃない。将来世界チャンピオンになりたい」と他の選手とは違う意識を持って大会に臨むことをアピールした。「K-1 甲子園」は明日の勝者8名が10月1日に開催される「K-1 WORLD MAX」のリングに進み、勝ち残った4名が大晦日の「K-1 Dynamite!!」のワンデートーナメントで“日本一強い高校生”を決める。
(写真:「K-1甲子園」に出場する16選手と前田憲作K-1ユース監督(後列中央))
現役高校生ファイター最強を決める「K-1甲子園」。今大会に向け、6月から西日本地区、中部地区、関東地区、九州・沖縄・四国地区、東北・北海道地区の全国5地区で代表決定戦が開催された。HIROYAなどの主催者推薦選手、各地区の優勝者、地区大会で優勝は逃したが実力が認められた選抜選手の16名が出場する。
トリを務めるHIROYAは園田顕悟(宮崎県立門川高校)を迎え撃つ。HIROYAはアマチュアムエタイ世界選手権ジュニア部門金メダルの実績をひっさげ、史上最年少の15歳でK-1デビューを果たした。そして中学卒業と同時にタイに単身留学し、現在も本場・ムエタイのトレーニングを積んでいる。
昨年の「K-1 甲子園」では大本命と目されたが、決勝で雄大(治政館)に判定負けを喫し、涙をのんだ。その雄大が今大会は欠場することもあり、HIROYAにかかる期待は大きい。ユース世代最強であることを証明し、“世界チャンピオン”への階段を上りたい。
対する園田は九州・沖縄・四国地区予選で優勝し、「K-1 甲子園」の切符を掴んだ。注目を集めるHIROYAとメーンで対戦すること、さらに相手が主催者推薦で出場することでモチベーションは高まっているはずだ。得意の前蹴りに活路を見いだしたい。
セミファイナルでは藤鬥嘩裟(勇志国際高校)と平塚大士(愛知県立安城農林高校)が対戦する。藤はこれまで事あるごとにHIROYAへのライバル心をアピールしてきた。4月に「K-1 WORLD YOUTH」で判定負けを喫してから、「打倒HIROYA」の思いはさらに強まったに違いない。勝ち進めば実現するであろう決戦に臨むためにも、取りこぼしは許されない。会見ではプレッシャーから胃腸炎になったことを明かしたが、すでに完治してコンディションは万全だ。一方の平塚は中部地区3位という実績をもつ。自身のスタイルであるローキックを軸に「主催者推薦組」撃破に挑む。
同じく1回戦に登場する嶋田翔太(私立西武台高校)は山口裕人(大阪府立平野高校)とベスト8の座を争う。嶋田は2月の「K-1 WORLD YOUTH 2008 日本VSオランダ」で「今日のMVP」と谷川貞治K-1イベントプロデューサーを唸らせた経験をもつ。その後、5月に行なわれた新空手の全日本大会軽量級で優勝し、「K-1 甲子園」出場を決めた。しかし、対戦する山口も西日本地区予選で決勝まで勝ち進んだ実力者なだけに、嶋田といえども簡単な試合とはいかないはずだ。
前田憲作K-1ユース監督が「ここがスタート。毎年開催して、新しいスター選手を発掘したい」と期待を寄せる「K-1 甲子園」がいよいよ開幕する。大本命・HIYOYAが2年越しの悲願を達成するのか。それとも地区予選を勝ち抜いた実力者が一気に全国制覇に駆け上がるか。次世代のK-1日本人エース誕生の瞬間が迫っている。
「K-1 甲子園 KING OF UNDER18」
2008年8月29日、ディファ有明
開場:15:30 開始16:00
<第1試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
瀧谷渉太(全日本新武道連盟 桜塾)×江幡塁(伊原道場土浦)
<第2試合>※K-1 甲子園 FINAL16
嶋田翔太(主催者推薦/私立西武台高校)×山口裕人(西日本地区準優勝/大阪府立平野高校)
<第3試合>※K-1 甲子園 FINAL16
木谷典史(西日本地区優勝/近畿大学付属高校)×村越凌(関東地区3位/神奈川県立平塚農業高校)
<第4試合>※K-1 甲子園 FINAL16
山本宜明(東北・北海道地区優勝/宮城県立仙台東高校)×坪井悠介(中部地区準優勝/静岡県立天竜林業高校)
<第5試合>※K-1 甲子園 FINAL16
卜部功也(関東地区優勝/千葉県立岬高校)×林恭平(西日本地区3位/大阪府立東百舌鳥高校)
<第6試合>※K-1 甲子園 FINAL16
小林幸太(主催者推薦/埼玉県立大井高校)×佐々木大蔵(関東地区準優勝/東京都立山崎高校)
<第7試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
卜部弘嵩(西山道場)×石橋真幸(名古屋JKファクトリー)
<第8試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
才賀紀左衛門(大誠塾)×谷山俊樹(谷山ジム)
<第9試合>※K-1 甲子園 FINAL16
日下部竜也(中部地区優勝/愛知県立豊田高校)×戸邊陸馬(関東地区ベスト8/神奈川県立荏田高校)
<第10試合>※K-1 甲子園 FINAL16
藤鬥嘩裟(主催者推薦/勇志国際高校)×平塚大士(中部地区3位/愛知県立安城農林高校)
<第11試合>※K-1 甲子園 FINAL16
HIROYA(主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)×園田顕悟(九州・沖縄・四国地区優勝/宮崎県立門川高校)
(写真:「K-1甲子園」に出場する16選手と前田憲作K-1ユース監督(後列中央))
現役高校生ファイター最強を決める「K-1甲子園」。今大会に向け、6月から西日本地区、中部地区、関東地区、九州・沖縄・四国地区、東北・北海道地区の全国5地区で代表決定戦が開催された。HIROYAなどの主催者推薦選手、各地区の優勝者、地区大会で優勝は逃したが実力が認められた選抜選手の16名が出場する。
トリを務めるHIROYAは園田顕悟(宮崎県立門川高校)を迎え撃つ。HIROYAはアマチュアムエタイ世界選手権ジュニア部門金メダルの実績をひっさげ、史上最年少の15歳でK-1デビューを果たした。そして中学卒業と同時にタイに単身留学し、現在も本場・ムエタイのトレーニングを積んでいる。
昨年の「K-1 甲子園」では大本命と目されたが、決勝で雄大(治政館)に判定負けを喫し、涙をのんだ。その雄大が今大会は欠場することもあり、HIROYAにかかる期待は大きい。ユース世代最強であることを証明し、“世界チャンピオン”への階段を上りたい。
対する園田は九州・沖縄・四国地区予選で優勝し、「K-1 甲子園」の切符を掴んだ。注目を集めるHIROYAとメーンで対戦すること、さらに相手が主催者推薦で出場することでモチベーションは高まっているはずだ。得意の前蹴りに活路を見いだしたい。
セミファイナルでは藤鬥嘩裟(勇志国際高校)と平塚大士(愛知県立安城農林高校)が対戦する。藤はこれまで事あるごとにHIROYAへのライバル心をアピールしてきた。4月に「K-1 WORLD YOUTH」で判定負けを喫してから、「打倒HIROYA」の思いはさらに強まったに違いない。勝ち進めば実現するであろう決戦に臨むためにも、取りこぼしは許されない。会見ではプレッシャーから胃腸炎になったことを明かしたが、すでに完治してコンディションは万全だ。一方の平塚は中部地区3位という実績をもつ。自身のスタイルであるローキックを軸に「主催者推薦組」撃破に挑む。
同じく1回戦に登場する嶋田翔太(私立西武台高校)は山口裕人(大阪府立平野高校)とベスト8の座を争う。嶋田は2月の「K-1 WORLD YOUTH 2008 日本VSオランダ」で「今日のMVP」と谷川貞治K-1イベントプロデューサーを唸らせた経験をもつ。その後、5月に行なわれた新空手の全日本大会軽量級で優勝し、「K-1 甲子園」出場を決めた。しかし、対戦する山口も西日本地区予選で決勝まで勝ち進んだ実力者なだけに、嶋田といえども簡単な試合とはいかないはずだ。
前田憲作K-1ユース監督が「ここがスタート。毎年開催して、新しいスター選手を発掘したい」と期待を寄せる「K-1 甲子園」がいよいよ開幕する。大本命・HIYOYAが2年越しの悲願を達成するのか。それとも地区予選を勝ち抜いた実力者が一気に全国制覇に駆け上がるか。次世代のK-1日本人エース誕生の瞬間が迫っている。
「K-1 甲子園 KING OF UNDER18」
2008年8月29日、ディファ有明
開場:15:30 開始16:00
<第1試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
瀧谷渉太(全日本新武道連盟 桜塾)×江幡塁(伊原道場土浦)
<第2試合>※K-1 甲子園 FINAL16
嶋田翔太(主催者推薦/私立西武台高校)×山口裕人(西日本地区準優勝/大阪府立平野高校)
<第3試合>※K-1 甲子園 FINAL16
木谷典史(西日本地区優勝/近畿大学付属高校)×村越凌(関東地区3位/神奈川県立平塚農業高校)
<第4試合>※K-1 甲子園 FINAL16
山本宜明(東北・北海道地区優勝/宮城県立仙台東高校)×坪井悠介(中部地区準優勝/静岡県立天竜林業高校)
<第5試合>※K-1 甲子園 FINAL16
卜部功也(関東地区優勝/千葉県立岬高校)×林恭平(西日本地区3位/大阪府立東百舌鳥高校)
<第6試合>※K-1 甲子園 FINAL16
小林幸太(主催者推薦/埼玉県立大井高校)×佐々木大蔵(関東地区準優勝/東京都立山崎高校)
<第7試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
卜部弘嵩(西山道場)×石橋真幸(名古屋JKファクトリー)
<第8試合>※K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ
才賀紀左衛門(大誠塾)×谷山俊樹(谷山ジム)
<第9試合>※K-1 甲子園 FINAL16
日下部竜也(中部地区優勝/愛知県立豊田高校)×戸邊陸馬(関東地区ベスト8/神奈川県立荏田高校)
<第10試合>※K-1 甲子園 FINAL16
藤鬥嘩裟(主催者推薦/勇志国際高校)×平塚大士(中部地区3位/愛知県立安城農林高校)
<第11試合>※K-1 甲子園 FINAL16
HIROYA(主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)×園田顕悟(九州・沖縄・四国地区優勝/宮崎県立門川高校)