ア・リーグのチャンピオンシップは21日、第4戦が行われ、ニューヨーク・ヤンキースがロサンゼルス・エンゼルスに大勝し、対戦成績を3勝1敗としてリーグ優勝に王手をかけた。ヤンキースは4回に3点を先制すると、5回には主砲アレックス・ロドリゲスが、このシリーズ3本目となる2ランを放ち、リードを広げる。投げては第1戦で勝利投手となったCC.サバシアが8回1失点の好投。終盤にも追加点をあげて10−1で勝利した。「6番・DH」で先発出場した松井秀喜は5打数0安打と快音は聞かれなかった。
◇ア・リーグ
 サバシア、中3日の先発も好投(ヤンキース3勝1敗、エンゼル・スタジアム)
ニューヨーク・ヤンキース 10 = 000320023
ロサンゼルス・エンゼルス  1 = 000010000
勝利投手 CC.サバシア(2勝0敗)
敗戦投手 カズミアー(0勝1敗)
本塁打   (ヤ)ロドリゲス3号2ラン、デイモン2号2ラン
       (エ)モラレス1号ソロ

【松井成績】
 5打数0安打
第1打席 遊飛
第2打席 空振り三振
第3打席 見逃し三振
第4打席 二ゴロ
第5打席 見逃し三振

<高橋建、メッツが契約解除>

 ニューヨーク・メッツは、高橋建投手との契約を解除したと発表した。本人は引き続き米国でのプレーを希望しており、移籍先を探すことになる。

 広島からFA宣言して、今季、メジャーリーグ挑戦を試みた高橋は当初はトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ。しかし開幕前に解雇され、今度はメッツへ。4月にメジャー昇格を果たし、5月3日に日本人選手としては最年長(40歳)デビューを飾った。

 6月に1度マイナーへ降格したものの、8月下旬に再昇格。左のリリーバーとして、28試合に登板して0勝1敗、防御率2.96の成績を残していた。