「戦極　第十一陣」が７日、東京・両国国技館で行われ、ダブルメインで日沖発（ALIVE）と小見川道大（吉田道場）が対戦した。８月のフェザー級グランプリ決勝では日沖の負傷により、実現しなかったカードは小見川が判定で一進一退の攻防を制し、同グランプリで初代王者に輝いた金原正徳（パラエストラ八王子／チームZST）との再戦の権利を得た。もうひとつのメインはミドル級王者のジョルジ・サンチアゴ（米国）がマメッド・ハリドヴ（チェチェン共和国）に１ＲTKO負けを喫する波乱があった。「戦極」名義の大会は今回で終了し、12月31日の大みそかに開催される試合（東京・有明コロシアム）からは「SENGOKU RAIDEN CHAMPIONSHIP（SRC）」と名称を変更する。
　試合結果は以下の通り。

＜オープニングファイト＞　※バンタム級　
〇RYOTA（キングダムエルガイツ）
２Ｒ１分６秒　タップアウト
×矢島雄一郎（禅道会総本部／チームZST）

＜第１試合＞　※フェザー級
〇ロニー・牛若（英国／チーム・トロージャン）
３Ｒ判定　３−０
×大澤茂樹（吉田道場）

＜第２試合＞　※ヘビー級
〇デイブ・ハーマン（米国／F1 Fight Team）
１Ｒ２分25秒　KO
×BIG・ジム・ヨーク（ニュージーランド／Team BIG JIM）

＜第３試合＞　※フェザー級
〇マルロン・サンドロ（ブラジル／ノヴァ・ウニオン）
１Ｒ２分33秒　KO
×星野勇二（和術慧舟會GODS）

＜第４試合＞　※ウェルター級
〇郷野聡寛（GRABAKA）
３Ｒ判定　３−０
×辛拉麺（韓国／CMA／TEAM Blue Dragon）

＜第５試合＞　※ライトヘビー級
〇スタニスラブ・ネドコフ（ブルガリア／ブルガリアン・ブシドー・フェデレーション）
３Ｒ判定　２−１
×ケビン・ランデルマン（米国／Tapout Training Facility）

＜第６試合＞　※ライト級
〇横田一則（GRABAKA）
３Ｒ判定　３−０　
×光岡映二（フリー）

＜Fight of the Soul＞　※フェザー級
〇上山知暁（U-FILE CAMP 町田）
１Ｒ４分29秒　レフェリーストップ
×BULL（BLUE DOG GYM）

＜第７試合＞　※ライト級
〇ホルヘ・マスヴィダル（キューバ／アメリカン・トップチーム）
２Ｒ３分３秒　TKO（レフェリーストップ）
×北岡悟（パンクラスism）

＜第８試合＞　※ミドル級
〇マメッド・ハリドヴ（チェチェン共和国／ポーランド／TEAM KSW）
１Ｒ２分45秒　TKO（レフェリーストップ）
×ジョルジ・サンチアゴ（ブラジル／アメリカン・トップチーム）

＜第９試合＞　※フェザー級
〇小見川道大（吉田道場）
３Ｒ判定　２−１
×日沖発（ALIVE）