「K-1 WORLD MAX2010」が8日、東京・両国国技館で開催され、ミドル級の「−70? World Championship Tournament FINAL」など、13試合が実施された。昨年の覇者ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)は準々決勝、準決勝を判定で突破。決勝では佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)を圧倒し、史上初の連覇を達成した。佐藤は自身初の決勝進出を果たしたが、最後に力尽きた。またトーナメントに先立って行われた特別試合では石井慧(アイダッシュ)が登場。試合前日に対戦相手が変更になるアクシデントに見舞われたものの、柴田勝頼(LAUGHTER7)を一本勝ちで下した。
(写真:ペトロシアンは左拳を痛めながらパンチを打ち続け、佐藤の顔面は血で染まった)
 各試合の結果は以下の通り。

<オープニングファイト> 
〇ファビアーノ・ダ・シルバ(ブラジル/極真会館)
3R判定 3−0
×ヤン・カシューバ(カナダ/バンゲリングベイ・スピリット/unit-K)

<オープニングファイト> 
〇西山誠人(アクティブJ)
2R54秒 KO
×大石駿介(OISHI GYM)

<リザーブファイト> ※70キロ級世界トーナメント
〇日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)
3R判定 3−0
×アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)

<第1試合> ※DREAMルール
〇石井慧(アイダッシュ)
1R3分30秒 アームロック
×柴田勝頼(Laughter7)

<第2試合> ※70キロ級世界トーナメント準々決勝 
〇マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club)
3R53秒 KO
×長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)

<第3試合> ※70キロ級世界トーナメント準々決勝
〇ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)
3R判定 3−0
×アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)

<第4試合> ※70キロ級世界トーナメント準々決勝
〇ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME)
3R判定 3−0
×モハメド・カマル(モロッコ/ボスジム・アムステルダム)

<第5試合> ※70キロ級世界トーナメント準々決勝
〇佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー)
3R判定 3−0
×ミハウ・グロガフスキー(ポーランド/アカデミア・ウォルキ)

<第6試合> 
〇久保優太(DC LAB.GYM)
3R判定 3−0
×HIROYA(Try Hard Gym)

<第7試合> ※70キロ級世界トーナメント準決勝
〇ジョルジオ・ペトロシアン
3R判定 3−0
×マイク・ザンビディス

<第8試合> ※70キロ級世界トーナメント準決勝
〇佐藤嘉洋
3R判定 3−0
×ドラゴ

<第9試合> 
〇山本優弥(青春塾)
2R2分22秒 KO
×池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)

<第10試合> ※70キロ級世界トーナメント決勝
〇ジョルジオ・ペトロシアン
3R判定 3−0
×佐藤嘉洋