「DREAM JAPAN GP FINAL 〜2011バンタム級日本トーナメント決勝戦〜」が16日、東京・有明コロシアムで開催された。新設されたバンタム級トーナメントの決勝戦では所英男(リバーサルジム武蔵小杉・所プラス)と今成正和(チーム・ローケン)が対戦。所はスタンドで手数を出し、今成が得意とするグラウンド勝負に持ち込ませず、3−0で判定勝ちを収めた。所は総合格闘技では悲願の初タイトル。メインで実施されたフェザー級タイトルマッチでは王者の高谷裕之(高谷軍団)が挑戦者の宮田和幸(BRAVE)との接戦を制し、2−1の判定で初防衛に成功した。またライトヘビー級タイトルマッチでは泉浩(プレシオス)が王者のゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ)に挑戦したが、右ストレートを浴びてダウンを喫し、1RTKO負けに終わった。
 試合結果は以下の通り。

<第1試合> ※ライト級
〇光岡映二(フリー)
2R判定3−0 
×ブルーノ・カルバーリョ(ブラジル/CM SYSTEM)

<第2試合> ※ウェルター級
〇マリウス・ザロムスキー(リトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS/MMA Bushido)
2R判定3−0
×石川英司(GRABAKA)

<第3試合> ※ライトヘビー級
〇水野竜也(フリー)
1R4分41秒 KO
×トレヴァー・プラングリー(南アフリカ/American Kickboxing Academy)

<第4試合> ※バンタム級トーナメント3位決定戦
〇大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)
2R判定 3−0
×藤原敬典(秋本道場ジャングルジャンクション/チームZST)

<第5試合> ※ライト級
〇川尻達也(T-BLOOD)
1R4分41秒 TKO(レフェリーストップ)
×ドリュー・フィケット(米国/Team Scrub)

<第6試合> ※ライトヘビー級タイトルマッチ
〇ゲガール・ムサシ(オランダ/チーム・ムサシ)
1R3分29秒 TKO(タオル投入)
×泉浩(プレシオス)

<第7試合> ※バンタム級トーナメント決勝戦
〇所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)
2R判定 3−0
×今成正和(チーム・ローケン)

<第8試合> ※フェザー級タイトルマッチ
〇高谷裕之(高谷軍団)
3R判定 2−1
×宮田和幸(BRAVE)