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二宮清純: アスリートが語るテングジャーキー、今回のゲストは北京五輪アーティスティックスイミング日本代表の青木愛さんです。よろしくお願いします。
青木愛: よろしくお願いします。

 

二宮: 株式会社鈴商のイチオシ商品「テングビーフステーキジャーキー」を食べながら、アーティスティックスイミングのことや健康法などについてお伺いします。
青木: 現役時代の出来事も踏まえながらアーティスティックスイミングのトレーニングについても、お話できればと思います。

 

二宮: ビーフジャーキーは普段からよく食べていますか?
青木: 海外に行ったときにスーパーで買い、ホテルに帰って食べるのが楽しみのひとつです。向こうはビーフジャーキーの種類が豊富で、どれを選ぶか迷うほどです。

 

二宮: 今回は4つのフレーバーを用意しました。まずは「レギュラー」タイプからどうぞ。
青木: いただきます! これは美味しい。牛肉の旨味としょう油加減が絶妙ですね。

 

二宮: 原材料の牛肉は100%赤身ももステーキ肉を使用し、国内でしょう油ベースの味付けをしているそうです。
青木: ステーキ肉を使っているんですか? それは美味しいはずですね(笑)。

 

二宮: 続いて、「レギュラー」タイプから塩分をカットした「50%減塩」タイプを。
青木: 塩分が控え目だからか、牛肉の味がダイレクトに伝わってきます。うーん、どちらのタイプも美味しくて甲乙つけがたい。「ホット」タイプは辛いんですか?

 

二宮:コショウが効いていて、少し舌がピリッとしますね。
青木: スパイシーなんですね。ぜひ、いただきたいです。うん! 私はこれが一番好きです。コショウがほどよく効いていて、美味しい。それにビーフジャーキーは噛み応えもあって、顎が鍛えられそうです。

 

二宮: 最近、若い人はあまり硬い物を食べないと言われています。昔、スポーツ選手はアゴの張った人が多かったですね。顔が五角形の選手が多かった。王貞治さんがその典型でした。
青木: アスリートはぐっと歯を食いしばりますからね。アーティスティックスイミングでもそうです。私も、もっと早くから食べていれば良かった(笑)。それに赤身ならカロリーを気にせず、たんぱく質も摂取できますしね。

 

 元祖ワンチーム

 

二宮: さて、青木さんは2008年の北京五輪に当時、チーム最年少の23歳で出場しました。選手村の食事は?
青木: はい。中華はもちろん、アジア系、イタリアンなど、いろいろなジャンルの食事が揃っていて、自分たちでバランスを考えながら食べられるビュッフェ形式でした。ただし24時間置きっぱなしだったり、脂っこいものが多かったり……。いろいろと気を使いましたね。

 

二宮: 日本食は?
青木: 炊飯器を北京に持っていき、おにぎりをつくっていましたよ。

 

二宮: 炊飯器ごとですか(笑)。
青木: はい。アーティスティックスイミングは運動量が豊富なので、食べないとどんどん痩せてしまうんです。自分たちでお米、お餅、お味噌汁を持参して食べていました。食事のせいで調子が悪くなってしまうと競技にも影響が出てしまいますから……。

 

二宮: さて、来年は東京五輪が開催されます。アーティスティックスイミング日本代表の実力は?
青木: 3位をウクライナ代表と争うことになりそうです。残念ながら、今年7月に韓国で行われた世界選手権ではウクライナに敗れてしまいました。あと10カ月で井村雅代先生(日本代表コーチ)がどう修正し、選手が食らいついていけるか。そこにかかっていると思います。

 

二宮: 金メダルの最有力は?
青木: ダントツでロシアです。日本は銅メダルが現実的な目標だと思いますね。手足の長さは外国人選手にかないませんが、日本は技術で勝負をすればメダル獲得が見えてくるはずです。

 

二宮: 何度か練習を取材させていただきましたが、一日中、水の中にいるように見えました。
青木: 長い時は朝8時から夜の11半まで練習をすることもありました。陸上でも水中でも“これでもか!”というくらい練習し、カウントを合わせるんです。8人もいたら感覚はみんな違って当然です。同じ音楽を聴いても速くカウントを刻む選手もいれば、遅めに刻む選手もいる。タイミングや手足の角度をまずは陸上の練習で、すり合わせをします。

 

二宮: 先日まで行われていたラグビーワールドカップでは「ワンチーム」という言葉がキーワードでした。
青木: アーティスティックスイミング日本代表はずっと前から「ワンチーム」精神でやってきましたよ(笑)。全体が綺麗にまとまって見えることが重要なので、極端な言い方をすればチームファースト、選手に個性はいらない、と……。

 

二宮: ひとりが少し遅れるだけで目立ってしまいますからね。
青木: 審判も「あの選手、(タイミングが)遅れた」と気がつくと、その選手を注視してしまい、チーム全体の評価も低くなる。だから、フォーメーションの配置も重要になってくるんです。

 

二宮: というと?
青木: 選手にはやはり、得手不得手があります。この技が得意な選手は目立つ位置に来るように配置し、苦手な技がある選手はなるべく目立たない位置に、と……。わかりやすく言えば、審判から「隠す」という感じですね(笑)。

 

 表情の練習も

 

二宮: 東京五輪に向けて、アーティスティックスイミングのここを見るべし! というポイントはありますか
青木: 入場時の歩き方です。得点には何も関係ないのですが、強いチームはそこもきっちりそろっていて、審判も観客も良い印象を抱くし、単純に「格好いいなぁ」と思います。

 

二宮: 表情も大事ですね。
青木: 表情の練習もしますよ。曲調によって暗い表情をつくったり、笑顔をつくったり。笑顔に関しては鏡の前で口角を上げ、口を開けつつ、下の歯は見せない練習をします。ダンスの先生には「舌を抑えなさい!」なんて指導されることもあります。

 

二宮: それに加え、アーティスティックスイミングは持久力が重要です。
青木: 私たちは“泳ぎ込み”をして持久力をつけました。他競技の選手はランニングで持久力をつけますが、私たちは指導者から「走っちゃダメ!」と言われていました。だから、体力強化のメニューではひたすら泳いでいましたね。

 

二宮: 走り込みがダメなのは脚に筋肉がつき過ぎるから?
青木: そうなんです。ふくらはぎが“モリッ”と発達してしまう(笑)。そうすると、ピンと真っすぐな脚にならないんです。見てくれが悪くなる。

 

二宮: 青木さんは脚を真っすぐにするために、どんな工夫を?
青木: 小学2年生からアーティスティックスイミングを始めて、指導者には「正座はダメ」と言われました。正座をすると背中も丸まりやすいし、何より膝が前に出てしまい脚が真っすぐになりにくくなってしまう。なるべく膝を伸ばすために我が家は和室だったんですけど、「テーブルとイス」の生活に模様替えしました(笑)。

 

二宮: 引退後、特に健康法で気をつけていることは?
青木: 強いて言えば、よく食べて、よく寝る。食べ過ぎたなと思ったら、歩くようにしています。

 

二宮: 一日にどのくらい歩くのでしょうか。
青木: 先日はスニーカーを履いて、友人の家に遊びに行き、帰りは50分かけて歩いて帰りました。「疲れたら途中でタクシーに乗ろう」と思ったのですが、最後の方は「ここまできたら、絶対にタクシーには乗らない」と意地になって帰宅しました(笑)。

 

二宮: そういえば「テングビーフステーキジャーキー」の原材料、赤身肉にはL‐カルニチンという脂肪燃焼を助ける成分も入っています。
青木: ビーフジャーキーを食べてから歩けば、より効果的かもしれませんね。いい情報をありがとうございます。

 

二宮:最後に「激辛」タイプも。
青木: 他のタイプに比べ、こちらは明らかに香りが違いますね(笑)。おぉ、後から辛さがくる。私はキムチなどの唐辛子系は好きなんですが、これは辛い! でもやみつきになりそう。

 

二宮: アハハハ。この中で、どれかひとつを選ぶとすれば?
青木: うーん、どれも美味しいからその質問は困ります……。選ぶとしたら「ホット」タイプかな。

 

青木愛(あおきあい)プロフィール>

1985年5月11日、京都府出身。小学2年時にアーティスティックスイミングを始め、4年時にジュニア五輪で優勝し、頭角を現す。1999年、中学2年時に井村雅代氏が指導を務める井村シンクロクラブ(現:井村アーティスティックスイミングクラブ)に入門。2005年、日本代表に初選出される。08年、北京五輪に出場し、チーム種目で5位入賞を果たし、同年に現役を引退。現在はタレントやレポーターとして活躍している。身長173センチ。

 

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(構成/大木雄貴、写真/杉浦泰介)


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