前回に続き、舞台は、山梨にある日蓮宗の総本山、身延山の宿坊である。 宿坊でのチェックイン時、お宿の説明をいろいろと伺い、宿坊体験に心を弾ませていると、ご住職から「もしかして、フランス語を話せたりしますか […]
ひとつずつ荷物を下ろしていく旅の話をしたい。 荷物は、家の中や鞄の中のみにあらず。怒り、憤り、悲しみ、妬み、嫉み、不安感など、自分の底から湧き上がり、出口を知らずに心に巣食い続けるものも、荷物といえるだ […]
「フランスから日本に持って帰ってきたかったものは何?」と聞かれたら、私はいつもこう答える。 マルシェ!と。 リヨンにいた頃、日曜日の朝、よく近所の教会のミサに出かけていた。私はクリスチャンではないのだけれど、その土地 […]
リヨンにいた頃、中国の雲南省から来ていた女の子と仲良くなった。少し台湾にいたことのある私にとって、彼女の中国語の発音はとても親しみやすく、中国の他の地方から来ていた子たちの言葉があまりよく聴き取れなかったのに対し、ふし […]