ページのトップへ

二宮清純「スポーツのツボ」

第43回 土俵拡張論も上がる規格外の強さ(逸ノ城)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 掛け値なしのモンスターだ。横綱・白鵬が千代の富士と並ぶ歴代2位となる通算31回目の優勝を果たして幕を閉じた大相撲秋場所、もうひとりの主役はザンバラ髪の21歳だった。 新入幕ながら1横綱(鶴竜)、2大
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第42回 頂点は見えた。あと一歩はいつ(錦織圭)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 グランドスラム(全豪、全仏、全英、全米)でのシングルス制覇は、日本テニス界にとって悲願である。 全米オープン準決勝で世界ランキング11位(大会前時点)の錦織圭が同1位で5年連続決勝進出を狙ったノバク
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第41回 「ストライカーはハンターだ。狙った獲物は一発で仕留めろ!」(デットマール・クラマー)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 上位進出が期待されたブラジルW杯、日本代表はグループリーグで敗退してしまいました。 あと一歩のところでゴールを割れないシーンを見て「釜本邦茂がいればなぁ……」とつぶやいたオールドファンは少なくなかっ
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第40回 森脇監督の手腕にもっと光を!

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 パ・リーグの?争いは福岡ソフトバンクとオリックスの“2強”に絞られた観がある。 開幕前から下馬評の高かったソフトバンクは当然として、オリックスのここまでの奮闘を予想した評論家は少なかったのではないか
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第39回 人間性と旺盛な野心で頂点に立つ(マヌエル・ノイアー)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 ブラジルW杯が開幕する前のことだ。元日本代表GKの小島伸幸に「GKにとって最も必要な条件は何か?」と質した。「一番は人間性です」 意外な答えが返ってきた。「GKは失点した場合、全部、それをひとりで背
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第38回 最強のチャレンジャーを迎える勇断(八重樫東)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 立場こそチャンピオンだが、実質的にはチャレンジャーと言っていい。下馬評は圧倒的に不利だ。 ボクシングWBC世界フライ級王者・八重樫東が4度目の防衛戦に迎える相手はWBA世界ミニマム級、同ライトフライ
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第37回 これぞ「決定力」のベストゴール(ティム・ケーヒル)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 ブラジルW杯・グループリーグにおけるベストゴールのひとつと言っていいだろう。決めたのはオーストラリア代表FWのティム・ケーヒルだ。 対オランダ戦。0対1で迎えた前半21分、DFライアン・マクゴーワン
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第36回 秋田と世界の子供たちに勇気を(富樫勇樹)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 創設4年目でのファイナル進出の立役者は弱冠20歳、身長167センチのポイントガード(PG)富樫勇樹だった。 bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)の2013−2014シーズンファイナルは琉球ゴ
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第35回 勝てる「日本らしさ」への努力(アルベルト・ザッケローニ監督)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 大久保嘉人、岡崎慎司、本田圭佑、香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗、齋藤学、大迫勇也――。 人事はメッセージである。サッカーのブラジルW杯を戦う日本代表メンバー23人中、8人をFWとして登録したのは、標
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第34回 上げ潮に乗って攻め上がる24歳(酒井宏樹)

二宮清純「スポーツのツボ」(第2、4火曜更新)

 6月に開幕するブラジルでのサッカーW杯を「自分の成長を確かめる意味で楽しみ」と語る代表選手がいる。ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)のハノーファー96でプレーするサイドバックの酒井宏樹だ。 酒井とい
続きを読む