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二宮清純「仕事師・梵のこだわりと割り切り」

 梵英心という男には頭が下がる。今季は3番、5番、6番、7番を相手投手によって打たされた。それでいて打率3割1分、6本塁打、42打点(10月2日現在)という成績は見事の一語である。 元々はリードオフマ
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二宮清純「勝つも負けるもマエケン」

 16年ぶりの3位以内が決定したカープは初めてCSに出場することになった。めでたし、めでたし、といいたいところだが、喜ぶのは早い。勝負はここからだ。 ファーストステージは阪神との戦いになる。完全アウェ
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上田哲之「鈴木誠也と堂林翔太」

 あの1球には、大竹寛の30年の人生がつまっていたのだと思う。 9月17日の阪神戦。1対1の同点で迎えた8回表のことである。2死三塁と攻められて、打席には阪神の代打の切り札・桧山進次郎。 ここまでの展
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上田哲之「1位指名は大阪桐蔭・森を」

 今年のカープのドラフト1位は、即戦力投手を指名するそうだ。「1位は大学・社会人。どれだけ即戦力に近い先発をとれるか。見る限りでは吉田(一将、JR東日本)が一番素晴らしい」と松田元オーナーがコメントし
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二宮清純「借金返済でCSへ!」

 8月28日現在、カープは3位。4位・中日に2.5ゲームをつけている。9の借金を背負いながらもCS 出場への視界は良好だ。 しかし、カープファンの反応はきわめて冷静だ。私の周囲は2つに大別される。 ま
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上田哲之「3位と優勝の間」

 カープの2軍も参加したJABA広島大会では、決勝でカープ2軍が三菱重工広島を4-2で下して優勝したそうだ。 この試合で目立ったのはドミニカから来た練習生マルティン・ガルシア。3番手で登板し、3回無失
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二宮清純「キラの補佐役は廣瀬」

 シーズン途中に来日して7月9日にデビュー以来、打率2割9分3厘、9本塁打、 25打点(8月14日現在)。キラ・カアイフエの活躍は想定以上だ。今では不動の4番である。 キラを打線の軸に置いたのはいいと
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二宮清純「大竹の肩とスライダー」

 3年前の春に右肩を痛めた大竹寛は、今でも痛みを感じながらマウンドに立っている。特に投げ始めはズキッとした痛みに襲われることが少なくないという。 故障するまで大竹はスライダーを決め球にしていた。しかし
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