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元日本ハム監督・大沢啓二氏、死去

 7日、野球評論家・大沢啓二氏が胆のうがんのため死去した。78歳だった。「大沢親分」の愛称で親しまれた大沢さんは神奈川商工高校時代に投手として甲子園に出場。立教大学では主将で4番を務めた。1956年、
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二宮清純「プロ野球の時間」

第407回 台所事情をにらみつつやりくりの勝利 福岡ソフトバンク・秋山幸二監督

 6度、杜の都の夜空に舞った。勝って優勝なら文句なしだったが、そううまくはいかない。それでも残り6試合で3.5ゲーム差を引っくり返しての優勝だから、胴上げの味は格別だったろう。 福岡ソフトバンクホーク
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二人のエース

 心なしか、両者ともやや調子が悪いように見えた。いや、絶好調時と比べれば、明らかに出来はよくなかった。 それでも、試合結果は1−0である。2010年の日本のプロ野球を語る時、やはりこの両エースの投げ合
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二宮清純「プロ野球の時間」

第406回 前田健太に真のプロ根性を見た

「〜2世」と呼ばれる選手で、成功した例は稀である。コピーはあくまでもコピー。本家を超えるのは容易ではない。 近年、プロ野球で成功した例といえば「桑田2世」と呼ばれたマエケンこと広島の前田健太くらいか。
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第68回 虎の救世主・秋山拓巳とは?

 セ・パ両リーグともに優勝争い、そしてクライマックスシリーズ進出争いが激しくなってきていますね。いよいよこれからが正念場。どのチームも本当に必死です。その優勝争いの渦中にいる阪神に若き救世主が現れまし
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二宮清純「プロ野球の時間」

第405回 山本昌は「長寿社会の星」か!?

 45歳24日。中日の山本昌が9月4日の巨人戦でプロ野球史上最年長完封勝利記録を達成した。優勝争いの最中での白星だけに価値がある。「シーラカンスばりにスゴイですねぇ」と本人。自らを“生きた化石”にたと
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二宮清純「プロ野球の時間」

第404回 好調外国人獲得に尽力したスカウトにボーナスを!

 巨人、中日と首位争いを演じる阪神。好調のチームを支えるのは2人の外国人選手だ。マット・マートンとグレイク・ブラゼル。マートンがリーグ3位の3割4分6厘という好打率でチームを牽引すれば、ブラゼルはリー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第403回 全国が注視する琉球のトルネードの行方 興南高校・島袋洋奨投手

 史上6校目の甲子園初夏連覇を達成した興南(沖縄)。その立役者はトルネード左腕の島袋洋奨だった。 決勝では東海大相模(神奈川)を9安打1失点に封じた。奪った三振こそ4と少なかったが、これは勝利を優先し
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二宮清純「プロ野球の時間」

第402回 興南Vで見えてきた「野球王国・沖縄」

 夏の甲子園準決勝。興南対報徳学園戦。4回が終わって0対5.ゲームとしては、ほぼ一方的だ。 しかし「どこかで引っくり返すんじゃないかな」という予感があった。 5回に3点、6回に1点、7回に2点を奪い6
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