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二宮清純「水泳トレの薦め」

 この9月で37歳となる中日のベテラン荒木雅博の水泳トレーニングをテレビで見た。俊足で身体能力に秀でた荒木は運動神経抜群だと思っていたが、どうも泳ぎは苦手らしい。女性指導員から厳しい注文をつけられてい
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二宮清純「堂林、再生への道筋」

「今季のカープは堂林翔太が故障して、試合に出なくなってから強くなったでしょう。それを本人が、どう自覚しているか。守備にしろバッティングにしろ、同じ失敗を繰り返す。バッティングについて言えば、同じような
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上田哲之「3文字エースの系譜学」

 古くは長谷川良平、昭和40年代に入って安仁屋宗八、外木場義郎、そして黄金期の大エース・北別府学に、佐々岡真司――。たしかに、3文字名字の投手は、カープでは成功するというジンクスがある。もちろん、大久
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二宮清純「王と松井から学ぶこと」

 いいバッターはボール球を振らない。その典型が王貞治だろう。ホームラン868本は偉大だが、ある意味、通算四球2390は、それ以上に偉大と言っていい。 王は語った。「僕は最初から四球を狙っていたわけでは
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二宮清純「ラストチャンスの男たち」

 新聞報道によれば、FA宣言したカープ大竹寛の本命は巨人のようだ。たとえばスポーツニッポン(11月20日付)は、こんな具合。【既にソフトバンク、楽天と交渉した大竹だが、埼玉県出身で在京球団への希望が強
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上田哲之「東北楽天とカープ」

 今年の日本シリーズを見ていて、あらためて我が意を強くした。自分の考えは、そんなに間違ってはいなかった、と。 今季が始まる頃、私は「カープは優勝も可能だ」と、「少なくとも巨大戦力の巨人に次ぐ2位にはな
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二宮清純「菊池は現代の牛若丸」

 CSを戦っているカープにあって、試合のたびに評価を上げているのが2年目の菊池涼介である。 ここまでの3試合で12打数8安打、1打点、1盗塁。何人もの他球団ファンから「イキのいい選手が出てきたね」「名
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上田哲之「カープ人気の陰で」

 10月5日、前田健太のシーズン最終登板はたしかに不安を残した。その前の登板で打球を右ヒザ下に受けた影響だろう。明らかに、つっ立って、上体で投げていた。 今年の2月を思い出す。WBCに向けての強化試合
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