バドミントン
14日、国際バトミントン連盟(BWF)公認のスーパーシリーズ(SS)・ヨネックスオープンジャパン5日目が行われた。男子シングルス準決勝で田児賢一(NTT東日本)はBWF世界ランキング1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)にストレート負けし、2年連続の決勝進出はならなかった。女子ダブルスでは高橋礼華&松友美佐紀組(日本ユニシス)がジャン・イエナ&キム・ソヨン組、垣岩令佳&前田美順組(ルネサス)がジュン・キュンユン&キム・ハナ組と、いずれも韓国ペアを下し、初のファイナルへと進んだ。松友は早川賢一(日本ユニシス)と組んだ混合ダブルスでも準決勝に臨んだが、こちらはストレート負け。そのほかの日本勢では男子ダブルスの橋本博且&平田典靖組(トナミ運輸)が準決勝で敗退した。
10日、バドミントンの「ヨネックスオープンジャパン2014」が開幕した。東京体育館で各種目予選が行われ、昨年の女子シングルスを制した山口茜(勝山高)、北京・ロンドン五輪金メダリストのリン・ダン(中国)らが順当に勝ち上がり本選へと進んだ。同日、日本バドミントン協会は都内で記者会見を開き、女子シングルスの山口、男子シングルスのリー・チョンウェイ(マレーシア)ら昨年度の優勝者に加え、田児賢一(NTT東日本)、早川賢一、遠藤大由(いずれも日本ユニシス)らトッププレーヤーたちが出席した。各種目の1回戦は明日(11日)スタート。計6日間の大会は、15日に決勝を行う。
19日、日本バドミントン協会は東京・岸記念体育館で世界バドミントン連盟(BWF)公認のスーパーシリーズ(SS)ヨネックスオープジャパン開催概要を発表した。五輪、世界選手権に次ぐ権威を誇るSSにおいて、年間12試合のうちのひとつがヨネックスオープンジャパンである。昨年は女子シングルスで16歳の山口茜(勝山高)が史上最年少優勝の快挙を達成し、男子シングルスは田児賢一(NTT東日本)が準優勝だった。第33回目を迎える今回は、9月に開幕するアジア競技大会(韓国・仁川)との兼ね合いもあり、例年より3カ月早い6月に開催される。
7日、バドミントンの全日本総合選手権の各種目の準決勝が東京・代々木第二体育館で行われた。女子シングルス注目の16歳・山口茜(福井・勝山高)は過去5度優勝の廣瀬栄理子(ヨネックス)にストレートで敗れた。勝った廣瀬は3年ぶり6度目の優勝を懸け、日本ランキング1位の三谷美菜津(NTT東日本)と対戦する。男子シングルスでは田児賢一(NTT東日本)が桃田賢斗(同)を2−0で退け、同種目史上初の6連覇に王手をかけた。女子ダブルスは3連覇が懸かる高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)、男子ダブルスは早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)、混合ダブルスは嘉村健士(トナミ運輸)、米元小春(北都銀行)組と昨年の王者がそれぞれ決勝へとコマを進めた。また早川と松友は混合ダブルスでも決勝に残っており、2冠獲得を目指す。
22日、バドミントンのヨネックスオープンジャパン2013の最終日が行われ、女子シングルス決勝で山口茜(福井・勝山高)が打田しづか(日本ユニシス)との日本人対決を制し、大会史上最年少での初優勝を果たした。32回目の同大会で日本人の優勝は初めて。オリンピック、世界選手権に次ぐスーパーシリーズの制覇は、女子シングルスでは三谷美菜津(NTT東日本)以来、2人目の快挙となった。一方、男子シングルスでは、田児賢一(NTT東日本)が国際バドミントン連盟(BWF)世界ランキング1位のリー・チョンウェイ(マレーシア)にストレートで敗れ、男女のアベック優勝はならなかった。
2012年夏、ロンドン五輪で日本バドミントン界の歴史に新たな1ページが刻まれた。女子ダブルスで藤井瑞希&垣岩令佳組が銀メダルを獲得し、日本勢初のメダリストとなったのだ。一方、ロンドン行きは叶わなかった橋礼華&松友美佐紀組。ロンドンで日本代表の先輩“フジカキ”が快挙を成し遂げていた頃、“タカマツ”も異国の地で殻を破ろうとしていた。
「小学生の頃から取材をしていただいた時には、“将来はオリンピックに出たい”と言っていました。でも、やっぱり夢というか……。テレビで他の競技を見ていても、華があって、いっぱい取り上げられているオリンピックの大会で、“自分も戦いたい”“いつか出たいな”と思っていました」 4年に1度のスポーツの祭典であるオリンピックは、多くのアスリートにとって、頂点の大会という位置づけにある。バドミントンプレーヤーの松友美佐紀も同じだった。ただ、その頃の彼女にとっては、まだ漠然とした夢にすぎなかった。しかし時を経るにつれ、その想いは徐々に輪郭を帯びていった。
近年の日本バドミントン界の女子ダブルスは、多士済々である。一世を風靡した“オグシオ”こと小椋久美子&潮田玲子組、北京五輪4位の“スエマエ”こと末綱聡子&前田美順組、ロンドン五輪銀メダリストの“フジカキ”こと藤井瑞希&垣岩令佳組……。日本ユニシス実業団バドミントン部女子チームに所属する橋礼華&松友美佐紀組の“タカマツ”も、その系譜に名前を刻もうとしている。2人がペアを結成したのは、聖ウルスラ学院英智高校時代に遡る。
その経歴は枚挙に暇がないほど、華やかである。日本ユニシス実業団バドミントン部女子チームに所属する松友美佐紀は、小中高のシングルスすべてで日本一を経験している俊英だ。高校時代から組んでいる1学年先輩の橋礼華とのダブルスは、今や日本のトップクラスどころか、世界でも指折りの存在となりつつある。そして松友はバドミントンの実力もさることながら、頭脳明晰である。中学3年時の内申はオール5、高校3年時の最後の成績もオール5だった。「天は二物を与えず」ということわざがあるが、美女アスリートと言われる彼女に、天は二物も三物も与えていた。
5日、バドミントンの全日本総合選手権大会が開幕する。前回ベスト8の選手をはじめ、今季の全日本社会人選手権、全日本学生選手権(インカレ)、全国高等学校選手権(インターハイ)など、各カテゴリーにおける上位選手に加え、4日に行われた予選を勝ち上がってきた選手たちが出場。東京・代々木第二体育館を舞台に、バドミントンの日本一を決める戦いがいよいよスタートする。