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二宮清純「プロ野球の時間」

第403回 全国が注視する琉球のトルネードの行方 興南高校・島袋洋奨投手

 史上6校目の甲子園初夏連覇を達成した興南(沖縄)。その立役者はトルネード左腕の島袋洋奨だった。 決勝では東海大相模(神奈川)を9安打1失点に封じた。奪った三振こそ4と少なかったが、これは勝利を優先し
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二宮清純「プロ野球の時間」

第402回 興南Vで見えてきた「野球王国・沖縄」

 夏の甲子園準決勝。興南対報徳学園戦。4回が終わって0対5.ゲームとしては、ほぼ一方的だ。 しかし「どこかで引っくり返すんじゃないかな」という予感があった。 5回に3点、6回に1点、7回に2点を奪い6
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二宮清純「プロ野球の時間」

第401回 一歩進んで二歩下がる? 大砲晩成の法則 北海道日本ハム・中田翔内野手

 プロ1号から11戦8発。 やはり、この男、ただ者ではない。 北海道日本ハムの中田翔がプロ入り3年目でブレイクした。 来季、開幕からスタメンに名を連ねればホームラン王争いに加わることも不可能ではあるま
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二宮清純「プロ野球の時間」

第400回 楽天・山“大器晩成”の理由

 東北楽天の山武司がオールスターゲームで2試合連続ホームランを放った。40代での球宴2戦連発は史上初だそうだ。「中年の星」と呼ばれる山だが、かつては“暴れん坊”として通っていた。 オリックス時代は
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二宮清純「プロ野球の時間」

第399回 工藤公康、最年長勝利投手への道

 プロ野球における最年長勝利投手記録は阪急で活躍した浜崎真二の48歳4カ月である。 1950年5月に達成したものだから、もう今から60年以上も前の話だ。 浜崎真二と聞いて、勇姿がサッと思い浮かぶのは若
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二宮清純「プロ野球の時間」

第398回 勉強熱心な性格で「大化け」できるか オリックス フランシスコ・カラバイヨ外野手

 オリックスの新外国人フランシスコ・カラバイヨと聞いてもピーンとくる人は少ないだろう。実は先日、イチロー(マリナーズ)が出演していたユンケルのテレビCMの相手投手役を務めていたことが判明した。ほんの一
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二宮清純「プロ野球の時間」

第397回 落合博満監督の“シンプル・イズ・ベスト”指導法

 中日の2人の主力選手が打ちまくっている。 前半戦終了時点で、セ・リーグの打撃部門2位は和田一浩、6位は森野将彦だ。森野31歳、和田38歳。齢を重ねるに従って打撃技術を向上させている秘密はどこにあるの
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