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二宮清純オピニオン - Page 2

二宮清純「唯我独論」

第863回  “同情”を経て神聖化された甲子園の土

 甲子園の土の売買は是か非か? そんな論争が世間をにぎわしている。フリーマーケットアプリ「メルカリ」に出品された「甲子園の土」に値が付き、それを巡っての甲論乙駁である。 ある社会学者の「そもそも甲子園
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二宮清純「スポーツのツボ」

第136回 サッカー少年の夢がやってきた(アンドレス・イニエスタ)

 足を手のように自由自在に操れたら、どれだけ楽しいだろう。サッカーを始めた少年なら、誰もが思うことだ。 だが、これから紹介するアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)は、手でもここまではできないと思え
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二宮清純「唯我独論」

第862回 “ヤギの呪い”とダブる「白河の関越え」

 越すに越されぬ白河の関である。「平成最後の怪物」の力を持ってしても、東北の地に大旗を持ち帰ることはできなかった。 秋田勢として103年ぶりの決勝進出を果たした金足農。怪腕・吉田輝星の奮闘に期待がかか
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二宮清純「プロ野球の時間」

第657回 甲子園の「モテ男」一番は荒木大輔か

 全国高等学校野球選手権大会(通称・夏の甲子園)は、この夏で100回目を迎えた。<この原稿は2018年8月17日号『漫画ゴラク』に掲載された原稿を一部再構成したものです> 節目の大会を記念して、今年は
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

江川の投じた最速の一球<中編>

 この日、江川は珍しく乱調だった。2回裏には先頭打者から3連続四球を与えた。コントロールのいい江川にとって、3連続四球は記憶にないことだった。<この原稿は2011年10月号『文藝春秋』に掲載されたもの
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二宮清純「唯我独論」

第861回 スーパー“オジさん”的場 次こそダービーを

 芥川賞作家・中上健次が羽田空港で外国人向けの貨物を運ぶ肉体労働をしていたのは、1968年の夏ごろである。羽田へ向うモノレールから見る風景が好きだった、と「風景の貌」という短編で述べている。<丁度、大
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二宮清純「スポーツのツボ」

第135回 “シャンパン”を捨てて得た美酒(ディディエ・デシャン)

 サッカーW杯ロシア大会はフランスの20年ぶり2回目の優勝で幕を閉じた。クロアチア戦での勝利は、対戦が決まった時からフランスの優位が伝えられていたので驚きはない。 クロアチアが中3日であるのに対し、フ
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二宮清純「唯我独論」

第860回 せめてもの五輪猛暑対策にビル開放を

 息苦しいと感じた次の瞬間、目の前が真っ暗になった。そこからのことは、あまり覚えていない。1987年夏のことである。 翌年に行われるソウル五輪の予備取材のため、私はソウルにいた。ひととおり予定していた
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二宮清純「プロ野球の時間」

第656回 粗末な誤審騒動 審判は度胸だ!

「オレがルールブックだ!」 かつて、こう叫んだ審判員がいる。パ・リーグの名物審判として鳴らした二出川延明だ。<この原稿は2018年7月27日号『漫画ゴラク』に掲載されたものです> 時を遡ること今から5
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二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」

江川の投じた最速の一球<前編>

 本日から開幕した全国高校野球選手権大会。今年は100回目の記念すべき大会だ。高校球児たちの熱き戦いが感動を呼ぶ。今年はどんなヒーローが出てくるのか。高校野球の怪物と言えば、作新学院(栃木)の江川卓で
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