第1098回 シフトを考える者、破る者“いたちごっこ”も醍醐味 二宮清純 2023年3月22日 第1098回 シフトを考える者、破る者“いたちごっこ”も醍醐味2023-03-22T11:23:17+00:00 二宮清純「唯我独論」 MLB機構は今季から極端な守備シフトを禁止する。目的は試合時間の短縮だ。これまで左のプルヒッターが打席に入ると、一、二塁間に3人の内野手が集まるのが常だった。この移動時間がもったいない、というわけで 続きを読む
第763回 WBCは小さなミスが命取り 二宮清純 2023年3月21日 第763回 WBCは小さなミスが命取り2023-03-20T17:44:07+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 日本は過去4回のWBCで2回、世界一になっている。頂点に立てなかった2回も準決勝に進出しているのだから、WBCで最も成功を収めている国(地域)といっていいだろう。<この原稿は2023年3月27日、4 続きを読む
新庄は救世主か!? 二宮清純 2023年3月16日 新庄は救世主か!?2023-04-10T11:44:20+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 <この原稿は「てらす」2004年春号に掲載されたものです> 北海道に“宇宙人”が上陸した。 早くも彼が行くところ行くところ、人だかりの山ができている。 男の名前は新庄剛志。 天真爛漫な性格、意表をつく 続きを読む
第1097回 “名将の系譜”イタリア系捕手・ピアザ監督に侍要注意 二宮清純 2023年3月15日 第1097回 “名将の系譜”イタリア系捕手・ピアザ監督に侍要注意2023-03-15T11:46:56+00:00 二宮清純「唯我独論」 WBCでアズーリ旋風を巻き起こしているイタリア代表のマイク・ピアザ監督は、ドジャース時代、よくスタンドから「ピッツァ!」とやじられていた。やじといっても耳を覆うような悪質なものではない。親しみを込め 続きを読む
第243回 野村克也と森保一“メモ魔”の采配力 二宮清純 2023年3月14日 第243回 野村克也と森保一“メモ魔”の采配力2023-03-14T17:50:23+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 現役時代、“メモ魔”と呼ばれたプロ野球選手がいる。南海などでキャッチャーとして26年間プレーした野村克也だ。名選手にして名伯楽でもあった。 ノムさんの実績については、あらためて説明の必要もあるまい。 続きを読む
第1096回 オフト・ジャパンに始まった「代表」ブーム 二宮清純 2023年3月8日 第1096回 オフト・ジャパンに始まった「代表」ブーム2023-03-08T12:05:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 連日にわたって1面を独占する大谷翔平にとって、日の丸のユニフォームを着てWBCに出場することは、「野球人生の中で叶えたい目標のひとつ」(侍ジャパン公式サイト)だという。大谷のコメントを持ち出すまでも 続きを読む
第762回 「凄腕の素浪人」門田博光の哲学 二宮清純 2023年3月7日 第762回 「凄腕の素浪人」門田博光の哲学2023-03-14T17:40:37+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 今年1月、74歳で亡くなった門田博光(南海―オリックス―ダイエー)は、王貞治の868本、野村克也の657本に次ぐNPB歴代3位の567本塁打の記録を持つ大打者でありながら、スターの印象は薄い。<この 続きを読む
「鶴翼の陣」の知将 森保一 二宮清純 2023年3月2日 「鶴翼の陣」の知将 森保一2023-04-10T11:43:56+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 <この原稿は2013年3月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> 昨年、広島に行くたびに目にしたポスターがある。<おしい! 広島県> 地元出身のタレント有吉弘行がメインキャ 続きを読む
第1095回 江川の衝撃から「たかが50年、されど50年」 二宮清純 2023年3月1日 第1095回 江川の衝撃から「たかが50年、されど50年」2023-03-01T16:00:28+00:00 二宮清純「唯我独論」 あの衝撃の春から、ちょうど50年が経つ。1973年3月27日は、歌人の俵万智風に言えば「エガワ記念日」である。 ところで半世紀前の経済状況は、恐ろしいほど現在と似ている。第4次中東戦争に端を発した石 続きを読む
第242回 三笘薫は天才か!? 芸術的決勝ゴール 二宮清純 2023年2月28日 第242回 三笘薫は天才か!? 芸術的決勝ゴール2023-02-28T19:57:44+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 続投が決まったサッカー日本代表監督の森保一は慎重な物言いで知られる。 かつて第74代総理大臣の竹下登は、誠実な受け答えながら、明言を避けることから「言語明瞭、意味不明」と揶揄された。 しかし、それは 続きを読む