交流戦を前に埼玉西武・松井稼頭央監督が“休養“となった。不振の責任を問われたかたちだ。松井はPL学園(大阪)の出身で94年の入団だ。 <この原稿は2024年6月17日号『週刊大衆』に掲載され […]
いつの間にか日本はボクシングの“バンタム級王国”だ。 さる5月6日、東京ドームで世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥が、WBC同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)を6回TKOで破った一戦 […]
批判の矛先が間違っていやしまいか。それが最初に抱いた率直な感想である。こうした不祥事が原因で、部活の地域移行、指導者の民間委託への流れが停滞してしまえば、何のための部活改革だったかとなりかねない。 先日、名 […]
メジャーリーグが現行の30球団になったのは1998年からである。 <この原稿は2024年6月3日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 球団数が増えれば、必然的に選手が足りなくなる。来日 […]
MLBで、ノーヒッターを史上最多の7度も達成しているノーラン・ライアンが、レンジャーズ時代の投手コーチ、トム・ハウスとの共著で『ノーラン・ライアンのピッチャーズ・バイブル』を上梓したのは1991年4月のことだ。&nbs […]
単なるうるさ型なら、彼が長きに渡り、代表チームで重宝されることはなかっただろう。言うべきことは言うが、やるべきことは、しっかりやる。だからこそヘッドコーチやチームメイトから信頼を勝ち得ることができたのだ。 & […]
阪神は4月17日、甲子園で巨人に2対0で勝利。岡田彰布監督は阪神の監督として通算485勝目をあげ、吉田義男の484勝を抜き、単独2位に浮上した。歴代1位は1962年、64年と2回、チームをリーグ優勝に導いた藤本定義の5 […]
登板した438試合は全てリリーフ。野村克也風に言えば「生涯一救援投手」だ。 主に“左殺し”の中継ぎとして一時代を築いた清川栄治(西武投手育成アドバイザー)が悪性腫瘍のため死去した。62歳だった。 […]
6年前の話である。獣神サンダー・ライガーが某番組に持ち込んだ“千の顔を持つ男”ミル・マスカラスの試合用マスクに120万円の鑑定価格がついたのを見て、びっくりした記憶がある。 マスカラス人気が沸騰 […]
日本円で6億8000万円以上(報道初期の金額)の大金を、大谷翔平本人の同意なしに、どうやって送金できたのか。その経緯については、未だに明らかになっていないが、水原一平通訳による“違法賭博問題”が大谷に累を及ぼす可能性は […]
外国人プロレスラーが叙勲で旭日双光章を受章するのは、2017年のザ・デストロイヤー、21年のミル・マスカラスに続いて3人目だ。カナダに住むタイガー・ジェット・シン(本名ジャグジット・シン・ハンス)に吉報が届いた。&nb […]
障がい者の存在を抜きにして、テクノロジーの進歩の歴史を語ることはできない。たとえば電話。これを1876年に特許出願したアレクサンダー・グラハム・ベルは、今も音量の単位を示すデシベルに、その名を残している。 […]
この3月26日は、“キックの鬼”と呼ばれた沢村忠の3回目の命日だった。 必殺技の“真空飛び膝蹴り”は一世を風靡し、TV視聴率は30%を超えた。 この沢村を倒すためにキックボクサーにな […]
今季のファイターズは侮れない。3年目の新庄剛志監督は「これで勝てなかったら僕の責任。最低でもプレーオフ、クライマックス(に出場する)」と、球団が開催したスペシャルパーティーで大見得を切った。 […]
パリパラリンピックの競泳で2大会連続の金メダルを目指す木村敬一は、ダビデ像のような壮麗な肉体美を誇る。1日5回の食事とハードな筋トレで、彫像のような肉体をつくり上げた。 腕はポパイと腕相撲をしても負けないと […]
かわいい子には旅をさせよ――という格言がある。 「子供は、甘やかして育てるより、手許からはなしてつらい経験をさせ、世の中の辛苦をなめさせた方がよい」(広辞苑) それを地で行くのが、さる […]
今シーズンは打者1本に専念するドジャース大谷翔平に、「40―40」(40盗塁・40本塁打)の期待がかかる。 <この原稿は2024年4月1日号『週刊大衆』に掲載されたものです> その驚異 […]
タイミングがいいのか、悪いのか…。ドジャース大谷翔平の通訳・水原一平氏の違法スポーツ賭博問題が日本で報じられた翌日の3月22日、文部科学省は2025年度から中学で使用される教科書の検定結果を公表した。 その […]
今季のJ1リーグは、第2節で全勝チームがなくなるなど、早くも混戦模様だ。 そんな中、“台風の目”になりそうな予感を漂わせているのが、今季、J1に初昇格したFC町田ゼルビアだ。 アウェ […]
これ以上の適任者はいない。ソウルでパドレスとドジャースが対戦するMLBの開幕戦。始球式のマウンドには、かつて両チームに在籍し、アジア出身投手としてはMLB最多となる通算124勝をあげたパク・チャンホ(朴賛浩)が上がる。 […]
プロ通算11年で114勝をあげている東北楽天の則本昂大が、今季からクローザーに転向する。長きに渡って、チームの抑えを任されてきた松井裕樹がパドレスに移籍したことでお鉢が回ってきた。 <この原稿は2 […]
大谷翔平には、未来を切り拓くだけではなく、過去の宝を発掘する力もあるようだ。旧知の古書店の店主と話していて、不意にそんな思いにとらわれた。 店主によると大谷がエンゼルスからドジャースに移籍したのを機に、ドジ […]
この1月31日は、“東洋の巨人”というニックネームで一世を風靡したジャイアント馬場(本名・馬場正平)の25回目の命日だった。 力道山の弟子である馬場、アントニオ猪木といえば、我々の世代からすれば […]
今月18日に開幕するセンバツは、ロースコアのゲームが増えると見られている。高野連は2年前、打球による受傷事故防止を目的に“低反発バット”の導入を決めた。移行期間を経て今春から新基準の金属バットに統一される。 […]
「今年は『アレ』を言わずに、連覇。連覇を第一目標に戦っていきたいと思います」 <この原稿は2024年3月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> キャンプインするにあたり阪神・岡田彰布監 […]