東京五輪柔道金メダリストのウルフアロン、デビュー戦白星でベルト獲得 〜新日本プロレス〜

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 新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM20 in東京ドーム 棚橋弘至引退」が4日、東京ドームで行なわれた。この日がプロレスデビューとなった東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストのウルフアロンが、NEVER無差別級選手権試合で王者EVILに挑戦。12分53秒、逆三角絞めでレフェリーストップ。デビュー戦でベルト獲得という華々しいデビューを飾った。

 

 ゴールデンルーキーがデビュー戦から観客の心を掴んだ。入場は白の柔道着を羽織っていたがそれを脱ぎ捨て、黒パンツのヤングライオンスタイルを披露。長髪から丸刈りに変わっていた。前日の調印式でEVILから「負けたら、坊主、ならびに柔道着禁止」と突き付けられたが、ウルフの覚悟を示す姿に4万6913人超満員札止めの観客が大いに沸いた。

 

 リング上では一本背負い、払い腰など柔道の技を存分に見せた。エルボードロップ、逆水平チョップ、ブレーンバスターといったプロレス技も駆使し、練習の成果を見せた。またトップロープから「ハイフライフロー」を披露。この日引退試合を行なった棚橋の必殺技で、観客を沸かせたが、ヒール軍団「ハウス・オブ・トーチャー」(H.O.T)の介入および凶器攻撃に苦しめられた。

 

 それでも最後は相手の必殺技「EVIL」(変則大外刈り)を仕掛けてきたのに対し、投げ技で切り返して、そこから腕ひしぎ十字固めを狙う。ここはEVILの抵抗に遭うが、そこから切り替えて逆三角締めへ。締め落としてレフェリーストップ。デビュー戦白星とともにベルトを手に入れた。

 

「EVILは僕の技をわからない中での闘いだった。ここからが本当の闘いだと思っていまっす。どれだけ研究されても、対策されても、その上をいけるプロレスラーを目指し、日々精進して高みを目指していきます。今日からプロレスラー・ウルフアロンをお願いします」

 試合後の会見で、期待のゴールデンルーキーは殊勝に語った。

 

(文/杉浦泰介)

 

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