「SRC15」が30日、東京・両国国技館で行われ、バンタム級のASIAトーナメント準々決勝やウェルター級グランプリ準決勝など、10試合が行われた。メインのライトヘビー級ワンマッチではアテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩(プレシオス)がジェームス・ジキック(英国/LONDON SHOOT FIGHTERS)と対戦。最終3Rにテークダウンを奪って攻めた泉が僅差の判定で勝利した。これで総合3連勝となった泉は、SRCとの契約を解除した石井慧との柔道メダリスト対決を要求した。SRCでは12月30日に「戦極 Soul of Fight」という年末イベントを開催し、今回のウェルター級グランプリ決勝、バンタム級のASIAトーナメント準決勝を含む試合を25〜30カード用意するプランを立てている。
 試合結果は以下の通り。

<第1試合> ※バンタム級ASIAトーナメント準々決勝
〇井上学(U.W.F.スネークピットジャパン)
2R判定 3−0
×ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE)

<第2試合> ※バンタム級ASIAトーナメント準々決勝
〇清水俊一(総合格闘技宇留野道場/チームZST)
2R判定 3−0
×高橋渉(Laughter7)

<第3試合> ※バンタム級ASIAトーナメント準々決勝
〇田村彰敏(総合格闘技津田沼道場)
2R判定 2−1
×佐藤将光(坂口道場一族)

<第4試合> ※バンタム級ASIAトーナメント準々決勝
〇中原太陽(和術慧舟會GODS)
2R判定 2−1
×石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)

<第5試合> ※ウェルター級グランプリ準決勝
〇Yasubei榎本(Enomoto Dojo)
3R判定 3−0
×奥野“轟天”泰舗(CAVE)

<第6試合> ※ウェルター級グランプリ準決勝
〇中村K太郎(和術慧舟會東京本部)
1R3分30秒 タップアウト
×和田拓也(SKアブソリュート)

<第7試合> ※ライトヘビー級
〇高橋義生(SRC本部道場)
1R2分28秒 アームバー
×イ・チャンソプ(韓国/CMA KOREA/亀尾異種格闘技ジム)

<第8試合> ※ライト級
〇真騎士(ベネズエラ/SRC育成選手)
1R4分26秒 TKO(レフェリーストップ)
×國奥麒樹真(フリー)

<第9試合> ※ライト級
〇ブライアン・コッブ(米国/Team Pain and Suffering)
3R判定 2−1
×横田一則(GRABAKAジム)

<第10試合> ※ライトヘビー級
〇泉浩(プレシオス)
3R判定 2−1
×ジェームス・ジキック(英国/LONDON SHOOT FIGHTERS)