15日、Jリーグは事務局で理事会を開き、日本フットボールリーグ(JFL)所属の福島ユナイテッドFC、横浜スポーツアンドカルチャークラブ(Y.S.C.C.)、藤枝MYFC、FC琉球へのJ3ライセンス交付を決定した。今回の決定で、J2入りを目指している3クラブ(町田、金沢、讃岐)を含めた10クラブの来季J3以上への参加がほぼ確定した。
 一方で、ヴァンラーレ八戸(東北1部)、tonan前橋(関東1部)、奈良クラブ(関西1部)の3クラブがスタジアム開催要件を満たしていないと判断されたことを発表した。八戸、前橋、奈良は来季からのJ3参戦の可能性が消滅した。
(写真:進捗状況を説明する大河正明管理統括本部長)
 特別参加枠の若手選抜チームの参加を念頭に置いた場合、残りは1枠。これをグルージャ盛岡(東北1部)、アスルクラロ沼津(東海1部)、レノファ山口(中国)の3クラブが争う構図となった。3クラブのJ3ライセンス交付の判断は、来季予算の精査を理由に、予定していた11月から12月の理事会へ延期された。