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第113回 リベンジの冬へ 武蔵

「立ち技最強」と呼ばれるK−1は、これまで12回のワールドグランプリを行っているが、日本人王者はまだ誕生していない。 ナチュラルなヘビーウェイト揃いの外国人勢に比べ、日本人選手は体格的に見劣りする。一
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二宮清純「唯我独論」

第311回 朝青龍は親方とともに座禅修行を

 モンゴルへ帰るのか、帰らないのか。横綱・朝青龍の年末帰国騒動は、高砂親方の説得もあり、どうやら「国内年越し」の線で落ち着きそうだ。 初場所は1月13日から始まる。その5日前には横審による稽古総見があ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第264回 「金」と「銅」の違いを痛いほど知っている男 五輪日本代表・大野豊コーチ

 北京五輪出場を決めた星野ジャパンが、もし台湾でのアジア予選に負けていたら、“お友達内閣”がやり玉に上がっていたことだろう。 周知のように星野仙一監督と田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ、山本浩二守備走塁コー
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二宮清純「唯我独論」

第310回 MLBを救うか、日本人選手のクリーンエネルギー

 日本人選手がMLBの球団と目のくらむような高額契約を結んだからといって、もう誰も驚かない。ドジャース入団が決まった黒田博樹も、カブス入りが内定している福留孝介も、故障さえなければ、ほぼ報酬に見合うだ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第263回 夢のない巨人「横取り補強」

 巨人が横浜の守護神マーク・クルーンに続いて、ヤクルトの先発投手で、今季セ・リーグの最多勝右腕セス・グライシンガーを獲得することになった。さらに巨人はヤクルトの主砲アレックス・ラミレスの獲得をも視野に
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第112回 野茂英雄が挑戦し続けるMLB孤高のマウンド<後編>

 メジャーリーグで通用する条件は何か? 野茂がアメリカで成功をおさめてからというもの、こういう質問を受けることが多くなった。「やはり、三振をとれるフォークボールがあるということですか」「ストレートも1
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二宮清純「唯我独論」

第309回 生活の変化がもたらした国際大会の興奮

 ハラハラ、ドキドキ、ワクワク――。これがスポーツ中継が高視聴率をマークするための必要条件である。先の北京五輪野球アジア予選にはこの3つの要素が全て含まれていた。その結果が日本対韓国戦23.7%(関東
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二宮清純「プロ野球の時間」

第262回 星野ジャパンの最大の強みは「絆」である 五輪日本代表・星野仙一監督

「うれしいというより、ホッとしたというのが正直なところ。 特に2戦目の韓国戦、みなさんご覧になられたと思いますけど、野球ってこんなに苦しいものなのかと。終わってみて野球ってこんなに楽しいものかと。選手
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二宮清純「プロ野球の時間」

第261回 “神様、仏様”の元へ――球史に残る伝説の投手逝く

 神様、仏様、稲尾様――。「鉄腕」の異名をほしいままにした元西鉄ライオンズのエース稲尾和久さんが悪性腫瘍のため急死した。享年70。 通算276勝。1961年には日本プロ野球タイとなるシーズン42勝を記
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