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第681回 W杯の熱気と無縁……寂しい中・四国

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 決定した会場は北海道が1つ、東北が1つ、関東が3つ、中部が2つ、近畿が2つ、九州が3つ。中国・四国からは1つも選ばれなかった。無理もない。ハナっから開催都市に名乗りを上げなかったのだから……。 20
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第680回 キャンプ地に現われた“韓国版星飛雄馬”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 劇画『巨人の星』の主人公・星飛雄馬は左腕を故障し、一度は球界を去るが、数年後、右投手として復活を果たす。続編の『新・巨人の星』では父・一徹が「野球に有利」という理由で物心つく前にサウスポーに変えたが
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第679回 プロの左投げ捕手、現れても不思議じゃない

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 この1月、競技者表彰プレーヤー部門で野球殿堂入りを果たした古田敦也(元東京ヤクルト)は、球界の恩人として野村克也や若松勉とともに、現全日本野球協会副会長の鈴木義信の名前をあげた。 広く知られているよ
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第678回 「本気」時短へ球界全体で危機感共有を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 またしても掛け声倒れに終わるのか、それとも今度こそ成果をあげることができるのか。「3時間以内(9回)」を目標に掲げるNPBの熊崎勝彦コミッショナーが、キャンプ視察先の宮崎で試合時間短縮の必要性を熱弁
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第677回 大鵬なら横綱としての言動を指摘したのでは

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 大横綱から「子供が見てもわかる相撲」とまで言われれば、勝負審判も声を上げないわけにはいかない。満座で恥をかかされたようなものだ。ビデオ室に詰めていた錣山親方は、こう反論した。「白鵬の右足甲がつくのが
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第676回 “できないことでは悩まない”達人の思考

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「私の履歴書」といえば、日本経済新聞の名物連載である。元日からは王貞治・福岡ソフトバンク会長が登場している。 数多くのアンタッチャブル・レコードを保持している王だが、通算四球2390、通算故意四球(敬
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第675回 震災から20年「がんばろうKOBE」もう一度

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 6434人の死者を出した阪神・淡路大震災から20年の節目の今年、オリックスが勝負に出た。補強に総額約42億円もの大金を投じたのは、球団の優勝に懸ける意気込みの表れである。 埼玉西武の元主砲で米国で、
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第674回 札幌五輪、開催するなら北海道全体で

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 〽虹の地平をあゆみ出て〜。札幌の街に足を踏み入れると、条件反射のようにトワ・エ・モアの「虹と雪のバラード」を口ずさんでしまうのは、もちろん1972年に開催されたアジア初の冬季五輪・札幌
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第673回 運命と闘い続けた日系人野球チームの画家

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 サンフランシスコを本拠地としたフジアスレチックスは米国における日系人初の野球チームと言われている。このチームは強く、ゲームが終わりに近付くと、すぐ球場から逃げ出せるようにと用具類など荷物をまとめてベ
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第672回 二重課税論議よりゴルフの国民意識を改めよ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 放言癖で知られる麻生太郎財務大臣だが、これは珍しく正論である。「オリンピックの種目になるのに税金がかかるのはいかがか」。政府・与党内で検討していたゴルフ場利用税の廃止が、またもや見送られた。 ゴルフ
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