5球団で新たに運営会社設立へ

 分配金の未払い問題で運営会社が撤退した関西独立リーグは23日、大阪、神戸、明石、紀州の4球団と来季参入予定の三重球団の代表者が会議を行い、新しい運営会社を設立してリーグを存続させることで合意した。新会社の代表取締役には紀州の木村竹志球団代表が就任する予定。また、各球団の監督、選手との話し合いで、現行の一律20万円の選手給与も維持することを確約した。

リーグ存続の大ピンチ……その真相と打開策を探る

 華々しい京セラドームでの開幕戦から、わずか2カ月。関西独立リーグが存続の危機に陥っている。リーグ運営会社による所属4球団への分配金未払い問題は、最終的にリーグの資金不足が判明し、支払われないことになった。運営会社は撤退し、4球団が合議制でリーグの舵取りを行う。とはいえ分配金3000万円を球団運営の大事な収入として見込んでいた各球団は、給料の遅配や大幅なコストカットが避けられない事態に追い込まれ、状況は深刻だ。日本初の都市型独立リーグはなぜつまづいたのか。そして、再生に必要なものは何か。先行の四国・九州アイランドリーグ、BCリーグなどの事例も交えて検証したい。

三重、元ヤクルトの松岡弘氏が新監督に

 来季から関西独立リーグへの参入を目指している三重スリーアローズが18日、チームの首脳陣を発表した。監督は元ヤクルト投手の松岡弘氏、コーチには元中日の藤波行雄と前原博之氏が就任する。また、元中日の谷沢健一氏がアドバイザーツーオーナー(ATO)として、スタッフ育成やスポンサー企業集めに協力する。関西独立リーグは他にも吹田市を拠点とする「エクスポセブンティーズ」をはじめ、滋賀、京都の各球団が来季の参入に向けて動いている。

新型インフルエンザで試合中止へ

 関西独立リーグは淡路佐野野球場で17日に予定されていた神戸9クルーズと紀州レンジャーズの試合を中止にすると発表した。神戸市内で新型インフルエンザの感染者が認められたため。政府は感染者拡大防止の対策として集会、スポーツ大会で感染機会を減らす工夫を検討することを要請しており、「神戸まつり」などのイベントが相次いで中止になっている。また、その後、大阪府内でも感染者が確認されたため、万博公園野球場で同日、開催予定だった大阪ゴールドビリケーンズと明石レッドソルジャーズの試合も中止となった。いずれも代替試合は未定。16日の試合は予定通り行われた。

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