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J3、練習気分のU−22選抜に大失望

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 賛否両論はあったようだが、わたしは、JリーグU−22選抜のJ3参加に大賛成だった。前例がない? Jの理念に反する? まずはやってみればいい。しょせんは下部リーグ。挑戦して、失敗すれば考えればいい。そ
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極上の前半を演出した蛍と青山

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ジキルとハイド、どころではない。スーパー・ジキルとワースト・ハイド。うっとりするほど素晴らしい日本と、信じられないほどに無残な日本。とてつもなく大きな揺れ幅を見せつけられた試合だった。 前半、なんと
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フォルランで知るJリーグの現在地

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 Jリーグにやってきた久々の超大物外国人選手、フォルランの公式戦デビューを見ていささか感慨深い思いにとらわれた。 およそ30分間の出場で、見せ場はほぼゼロ。チャンスを作る云々以前に、ボールに触る機会が
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今年のJ1開幕戦は大阪が熱い

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 あらゆる静岡勢が圧倒的な強さを誇った時代があった。日本代表の大半を占めたのも、同県出身の選手だった。「サッカーどころ」の名をほしいままにしたのも、当然といえば当然である。 ただ、いまだ高い競争力を誇
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吉田麻也の先発復帰は日本にとって明るい兆し

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いろいろと考えさせられることの多いソチ五輪である。 たとえば、願望と予想の混同。日本人の場合、「そうあってほしい」という思いが、相手を分析する目を鈍らせる傾向が強いのかもしれない、と自戒の念とともに
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東南アジア戦略加速への大きな課題

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 甲府がインドネシア代表イルファンを獲得した。昨年、札幌がベトナム人選手を獲得したことに続き、いよいよJリーグの東南アジア戦略も本格化してきた。 今回の獲得で注目すべきは、クラブが自治体と密接なタッグ
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フォルラン獲得でJに化学反応期待

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 この世界に入ったころ、大先輩の新聞記者に聞いたことがあった。名門大学のスーパースターが、いわゆる“丸の内御三家”と呼ばれた三菱、古河、日立のいずれでもなく、関西の中堅企業を選んだ時にいきさつについて
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「日本人」はもうメーンテーマではない

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 イタリアの衛星放送「スカイ」で解説を務めるマッシモ・マウロ氏は、プラティニ、ジーコ、マラドーナという80年代の天才3人とすべてチームメイトとしてプレーした、世界唯一の男である。 その彼がベローナ戦で
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失敗したっていい C大阪フォルラン獲りに心躍る

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 百里の道は九十九里をもって半ばとす、という言葉があるが、九十九里まできたとしても一里しか来ていない、と見るべきなのがサッカーにおける移籍話である。 実体のない噂もあれば、関係者が交渉の材料とすべく、
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14年は日本代表が「次の段階」に進む年になる

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 痛恨すぎる敗北は、時として最高の良薬たりうる――。いささか古い話題になって恐縮だが、あらためてそう痛感させてくれた天皇杯の決勝だった。 準決勝で延長を戦っていた広島に、肉体的、精神的な疲れが蓄積して
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