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大津にあふれていた別格の自信

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 バーレーンは野蛮だった。彼らは山田の顔面を踏みつけたプレーを故意ではなかったと強弁するかもしれないが、避けようとする気配がまるでなかったのも事実である。頭を踏むという行為は、格闘家であっても躊躇する
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脱お坊ちゃまへ ホームを出よ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 11月15日は横田めぐみさんが拉致されたとされる日でもあった。そんな日に、日本と北朝鮮がサッカーで対決する。決して少なくはない日本人サポーターが、北朝鮮に入国する。横田さんご夫妻はさぞ複雑な心境だっ
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あまりに劇的で残酷 四国ダービー

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ロスタイムには、魔力がある。 全試合時間におけるほんの数%にしかすぎないこの時間帯に起きた出来事は、ほぼ終わりかけていた試合の印象をすべて塗り替えてしまう。時に劇的に、そして時に残酷に。 イラクのオ
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柏、優勝ならJ2に変化も

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 第1回のトヨタ杯で来日したノッティンガム・フォレストは、いわゆる“三段跳び”で話題を呼んだチームでもあった。 1段目はイングランド2部(当時)優勝、2段目は現在のプレミアにあたる1部での優勝、そして
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特別なナビスコ杯決勝 トルコのため祈りを

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 両チームのサポーターは、すでに気もそぞろの状態かもしれない。負けていい試合、カップ戦などあるはずもないが、今回のナビスコ杯は、今季初のタイトルである。世紀を超えて語り継がれることになるあの大災害の年
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東南アジアがJリーグに興味を持ったら

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 連日、タイの大洪水にまつわるニュースが大きく取り上げられている。その際、改めて言われているのがタイと日本の経済的な結びつき、関係性の深さである。どうやら、タイにとっても日本にとっても、互いの存在は不
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「天皇杯の力」生かすためのシステムを

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 先週の土曜日、天皇杯でJFLの松本山雅が横浜FCを破ったというニュースは、一般紙でもかなり大きく扱われた。大宮を破った福岡大の大殊勲も、新聞休刊日でなければもう少し大きく取り上げられていたことだろう
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「バルサ型」脱却 ビエルサ監督の挑戦

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 現在のバルセロナにつながるサッカーの源流は、70年代のアヤックスとオランダ代表によって作られたといっても過言ではない。 リヌス・ミケルスが編み出し、ヨハン・クライフによって具現化された新しいスタイル
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賛成 J2のナビスコ杯参加

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 J1だけで行われていた大会にJ2も加えようというナビスコ杯の変更案が、一度は決まったかに思われたものの、再び振り出しに戻ったという。 変更案を全面的に支持したというJ2側の論理も、反対したクラブが多
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清武“将軍”中心に度肝抜かれた開始15分

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 開始15分間のサッカーにはいささか度肝を抜かれた。出し手、受け手に加えて第三の選手が攻撃にからむ。結成当時、永井の速さ以外に武器が見当たらなかったチームは、どこからでも決定的な形をつくれる集団に変貌
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