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ロック外されたJで奥深いドラマが

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 今季のJリーグは後に「歴史的ターニングポイント」として記憶されるシーズンになるかもしれない。 まず注目したいのは、今年から導入されるクラブライセンス制度である。一時は凋落の一途をたどっていたブンデス
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沢を生み、育てたクラブにも称賛を

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本人以外のノーベル賞受賞者について知っている日本人は、いったいどれだけいるだろう。だが、サッカーの世界最優秀選手であれば、かなりの数の日本人が知っている。これは、日本人に限ったことではない。世界中
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追われる者・なでしこの“幸福な重圧”

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 96年のアトランタ五輪以降、日本サッカー界はほぼ毎年のように世界への挑戦を続けてきた。世界大会への出場は悲願ではなく常識となり、出場するだけで満足していた日本人は、世界大会での勝利を期待するようにも
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日本にも欲しい「地域活性化スタジアム」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 高さはおよそ300メートルほどの円錐形。頂点部分は病院になり、ホテル、スポーツクラブ、商業施設などが上層部には収まる。もちろん、下層部に位置するスタジアム部分も、エアコンが完備――。前回も書いたが、
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もはや都市計画の域 欧州のスタジアム

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 沖縄にサッカー専用競技場を造るための調査検討委員会が設立され、わたしも、そのメンバーに選ばれた。いいものを造るためには、まずいいものを見る必要がある。そのため、後ろ髪を引かれつつもクラブW杯に背を向
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得点に背を向けたなでしこ・安藤の“献身”

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 自分が点を取らないで1−0で勝つより、ハットトリックをして3−4で負ける方がいい――そう断言できる性格だったからこそ、釜本邦茂はゴールを量産することができた。ストライカーと呼ばれる人種にとって、ゴー
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忘れえぬソクラテスとの6時間

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 場所は、サンパウロからクルマで3時間ほど走ったところにある小洒落たワインバーだった。最初の質問に対する答えを聞いて、「このインタビューはダメだ」と思った。 子供のころのアイドルは誰だったのか、という
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全エリアが熱い 歴史的最終節

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 運命の最終節が迫ってきた。J1では優勝をかけた三つ巴の戦いが、何の因果かすべてアウェーゲームで行われ、J2では昇格残り1枠をかけ、同勝ち点で並ぶ札幌と徳島が最後の力を振り絞る。待ち受けているのは歓喜
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大津にあふれていた別格の自信

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 バーレーンは野蛮だった。彼らは山田の顔面を踏みつけたプレーを故意ではなかったと強弁するかもしれないが、避けようとする気配がまるでなかったのも事実である。頭を踏むという行為は、格闘家であっても躊躇する
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脱お坊ちゃまへ ホームを出よ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 11月15日は横田めぐみさんが拉致されたとされる日でもあった。そんな日に、日本と北朝鮮がサッカーで対決する。決して少なくはない日本人サポーターが、北朝鮮に入国する。横田さんご夫妻はさぞ複雑な心境だっ
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