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上田哲之「プロ野球哲学」

秋山翔吾と真中采配――出現する才能について

目の前に、一枚のスポーツ新聞の切り抜きがある(このネット時代に、切り抜きかよ、とか言わないこと!)1面いっぱいを使って、秋山翔吾(埼玉西武)のバッティングの連続写真が13枚掲載されている(「日刊スポー
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西武・秋山、シーズン最多安打記録達成! ~プロ野球~

 1日、オリックス対埼玉西武の最終戦が行われ、西武の秋山翔吾は、6回表にサードへの内野安打を放ち、2010年にマット・マートン(阪神)がマークしたシーズン安打日本記録(214)を上回った。秋山は4打席
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山本昌らベテラン勢の引退に思う

愛媛とのチャンピオンシップは2勝3敗。最終第5戦で敗れ、年間王座奪還はなりませんでした。初の年間優勝を決めた愛媛は投手陣が素晴らしかったです。正田樹、小林憲幸の2本柱に、MVPを獲得した東風平光一、元
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第128回 去りゆく“戦友たち”へ

 レギュラーシーズンの終了を待たずして、オリックス・谷佳知、中日・小笠原道大、和田一浩、東北楽天・小山伸一郎らが相次いで引退を発表しました。この中で、中日時代、同僚だったのが小山です。 彼はドラフト1
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野球

鈴木尚広の盗塁を支える“もう1人の自分”

 足の速さを買われ、競争の厳しいプロ野球の世界を19年間生き抜いてきた男がいる。走塁のスペシャリスト・巨人の鈴木尚広である。鈴木は昨年4月29日に通算200盗塁を達成すると、その約1カ月後に代走での盗
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工藤公康vs.城島健司「13球の会話」 <前編>

 ぶっちぎりのV2だった。17日、福岡ソフトバンクがパ・リーグ過去最速での優勝を決めた。前任の秋山幸二から背番号と監督の座を引き継いだ工藤公康は、連覇を期待される重責の中、見事に任務を遂行してみせた。
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ソフトバンク、連覇達成! 〜プロ野球〜

 17日、福岡ソフトバンクが埼玉西武に5−3で勝ち、2年連続17度目(2リーグ制以降)の優勝を決めた。優勝マジック「1」のソフトバンクは、初回に内川聖一のタイムリーヒットで先制。4回裏に松田宣浩と長谷
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二宮清純「誤審騒動、天国と地獄」

 ホームランと三塁打とでは天国と地獄である。12日、甲子園での阪神戦。延長12回表、2対2の場面で田中広輔が放った一打はセンターのフェンスを越え、バウンドしてグラウンドに戻ってきたかのように見えた。 
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第709回 「誤審」を救った大杉勝男のユーモア

 コミッショナーが間違いを認め、正式に謝罪したことで「誤審」ではなく誤審になってしまった。 事が起きたのは12日の阪神―広島20回戦(甲子園)。2対2で迎えた12回表に広島・田中広輔が放った打球はセン
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