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二宮清純「プロ野球の時間」

第461回 イチローよ、来季は「ローズ超え」だ!

 始まりがあれば終わりもある。それが記録というものだ。 イチロー(マリナーズ)のシーズン200安打記録がついに途切れた。11年連続の達成はならなかった。「去年やっといて良かった。これが9だとしんどい。
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野球

元近鉄・加藤哲郎、「巨人はロッテより弱い」発言の真相

「巨人はロッテより弱い」 この発言で一躍、全国に名前が知れ渡った男がいる。元近鉄の加藤哲郎だ。1989年の日本シリーズ第3戦、先発で好投し、近鉄3連勝の立役者となった加藤は試合後、そう口にしたとされて
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野球

オリックス・T−岡田「ホームランキングの逆襲」(後編)

 T−岡田にとっての転機はプロ3年目、08年の秋だった。入団時、打撃の指導を受けた藤井康雄(現ソフトバンク打撃コーチ)が二軍打撃コーチとしてグラウンドに戻ってきたのである。 T−岡田はルーキーイヤーの
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二宮清純「プロ野球の時間」

第460回 日本人望む「4番」像を体現できるか オリックス・T−岡田外野手

 メジャーリーグにおける最高のヒーロー、ベーブ・ルースが主に3番打者だったこともあり、米国野球で「4番最強論」を唱える向きは少ない。 今季、アスレチックスでプレーした松井秀喜がヤンキースの4番に初めて
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野球

オリックス・T−岡田「ホームランキングの逆襲」(前編)

 昨季本塁打王のバットが、ようやく火を吹き始めた。 3年ぶりのクライマックスシリーズ進出へ9月に快進撃をみせたオリックス。チームの大きな原動力となっているのが4番のT−岡田だ。今季は序盤から主砲として
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野球

東京ヤクルト・田中浩康「金魚より輝くどじょうへ」(後編)

 話を進めよう。野球小僧であるからには甲子園を目指すのは当然の成り行きだ。田中が進んだのは地元の強豪ではなく、四国・香川の尽誠学園高だった。いわゆる野球留学である。「その頃、寮生活に憧れていたんです。
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野球

東京ヤクルト・田中浩康「金魚より輝くどじょうへ」(前編)

 今季のレギュラーシーズンも各チーム、残りは20試合前後となった。セ・リーグの優勝争いは東京ヤクルトと中日に絞られたと言っていいだろう。10年ぶりのVを目指すヤクルトにおいて、決して目立ちはしないがチ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第458回 充電を経て「WBC代表監督」説も 北海道日本ハム・梨田昌孝監督

「キャッチャーは現場の指揮官」。ノムさんこと野村克也の口ぐせである。ノムさん流に言えば、キャッチャーは現役時代から監督の見習いをやっているようなものだ。 キャッチャーの仕事はピッチャーをリードするばか
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