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二宮清純「プロ野球の時間」

第444回 松坂大輔、移植手術の原因と今後

 ここ数年、押し出すような投げ方になっていたのは、無意識のうちにヒジをかばっていたせいかもしれない。 レッドソックスの松坂大輔が右ヒジに正常な腱を移植する、いわゆる「トミー・ジョン手術」を受けることに
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野球

ヤクルト・畠山和洋「問題児が燕の4番になるまで」(後編)

 畠山の人並みはずれた長打力に目をつけたのが前監督の高田繁である。「その頃、外国人のアダム・リグスもアーロン・ガイエルも不調で4番がいなかったんです。まぁ仕方なく使ったというのが真相ですよ。問題は守備
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野球

ヤクルト・畠山和洋「問題児が燕の4番になるまで」(前編)

 セ・リーグの首位を走る東京ヤクルトの勢いがなかなか衰えない。投手陣では石川雅規、館山昌平と左右の2本柱を揃え、最後は林昌勇が締める。野手陣では新外国人のウラディミール・バレンティンが打率、本塁打でト
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野球

内川聖一「打率4割への挑戦」(後編)

 素質が一気に開花したのはプロ入り8年目、08年のシーズンである。 実はこのシーズンで納得のいく結果が残せなかった場合、内川はユニフォームを脱ぐ覚悟を決めていた。04年には17本塁打を放つなど、それな
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二宮清純「プロ野球の時間」

第443回 深刻な貧打の一因の「高い買い物」 広島・チャッド・トレーシー外野手

“身の丈経営”をモットーとする広島カープが総額約1億円(推定)を投じて獲得した“大物助っ人”チャッド・トレーシーが出場選手登録から外れ、帰国した。「股関節に痛みがあるようだ。状態もよくないし、本人と相
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野球

内川聖一「打率4割への挑戦」(前編)

 13勝1敗2分。この交流戦、福岡ソフトバンクはセ・リーグ相手に圧倒的な強さをみせている。リーグでも首位を快走し、連覇に向けて視界は良好だ。その原動力となっているのが12球団一の打率.273を誇る強力
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野球

千葉ロッテ・小池翔大「肌で感じた一軍選手との差を糧に」 〜ファーム・レポート〜

 千葉ロッテの捕手といえば、言わずと知れた里崎智也だ。2006年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本の初優勝に大きく貢献するなど、今や日本を代表する捕手である。その里崎に続けとばかり
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二宮清純「プロ野球の時間」

第441回 この「右腕」なくしてはありえないV奪回 埼玉西武・岸孝之投手

 右脇腹痛で出遅れた埼玉西武・岸孝之が5月21日、交流戦の対中日戦で今季初勝利を挙げた。5回2失点。ベンチはコンディションを見ながら球数を増やしていく方針のようだが、この男の復活なくして巻き返しはあり
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