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二宮清純「プロ野球の時間」

第363回 横浜・尾花新監督のミッション

 ピッチングコーチ出身でチームを日本一に導いた監督といえば1990年代以降では98年の横浜・権藤博監督と埼玉西武・渡辺久信監督の2人しかいない。「野球は8割方、投手力で決まる」と言われながら、ピッチャ
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第58回 城島、V奪回の起爆剤となるか!?

 捕手としては日本人初のメジャーリーガーとしてマリナーズで4年間活躍してきた城島健司選手が阪神への入団が決定しました。4年間優勝から遠ざかり、今シーズンは5年ぶりにBクラスに陥落した阪神。来シーズンに
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二宮清純「プロ野球の時間」

第362回 重傷を乗り越え荒海に漕ぎ出す「海賊魂」 パイレーツ・岩村明憲内野手

 レイズからパイレーツに移籍した岩村明憲の出身地は愛媛県宇和島市である。宇和島沖に藤原純友が根城にした日振島があり、海賊の島として知られている。岩村がパイレーツに入ったのも何かの縁か。 気になるのは、
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ルーキーたちの軌跡

千葉ロッテ育成1位・山室公志郎「苦難の末につかんだ春初勝利」 〜ドラフト指名選手直撃インタビューVol.1〜

 1年前、誰が今の彼を想像できただろうか。山室公志郎は高校時代には「関東No.1右腕」と呼ばれ、甲子園にも出場した。しかし、大学入学後は思うような成績を挙げることができず、とうとう昨年はベンチ入りさえ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第361回 4年後のWBCエースを目指せ!

「20年にひとりの逸材」と言われる高校球界ナンバーワン左腕・菊池雄星(岩手。花巻東)の交渉権を獲得したのは埼玉西武だった。 それにしても西武はドラフトに強い。 24年前のドラフトの目玉は清原和博(PL
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二宮清純「プロ野球の時間」

第360回 野手転向で「ミスター赤ヘル」の継承者へ 中京大中京高・堂林翔太投手

 夏の甲子園の優勝投手で野手に転向して成功した例はたくさんある。西田真二(PL学園−法大−広島)、愛甲猛(横浜高−ロッテ−中日)、金村義明(報徳学園−近鉄−中日−西武)、畠山準(池田高−南海・ダイエー
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二宮清純「プロ野球の時間」

第359回 球界の常識を覆す左から右への転向

 リーグ3連覇を達成した巨人の“新・若大将”といえば、入団3年目、21歳の坂本勇人だ。昨季、ショートのレギュラーとしてフル出場を果たすと、今季は5月からリードオフマンに定着、打率3割1分4厘、18本塁
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二宮清純「プロ野球の時間」

第358回 20年に一人の「日本の星」はどこへ行く? 花巻東高・菊池雄星投手

 国内か米国か――。この号が出ている頃には、もう結論が出ているかもしれないが、花巻東高(岩手)の155キロ左腕・菊池雄星の進路が注目された1週間だった。 国内12球団とメジャーリーグ8球団、計20球団
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第57回 菊池雄星、活躍の条件はアウトローにあり!

 野球界はいよいよ大詰めを迎えていますね。プロ野球では24日にセ・パ両リーグのクライマックスシリーズが終了し、31日からは日本シリーズが開幕します。今回は北海道日本ハムと巨人というリーグの覇者同士の対
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