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<特別編>丈武(香川−東北楽天)「夢を開いたコンバート」

「3冠王が獲れなかったことが心残りですね」 3年間のアイランドリーグ生活を振り返っての丈武の第一声だった。2007年は13本塁打、55打点。今季も7本塁打、52打点で2年連続の本塁打王、打点王に輝いた
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<特別編>西川雅人(愛媛−オリックス)「野茂英雄に憧れて」

「野球やっていて、うれしくて泣いたのは初めてでした」 オリックスに入団が決まった西川雅人が、今季、うれし涙をみせた試合があった。9月21日、坊っちゃんスタジアムでの香川オリーブガイナーズ戦。西川が所属
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熊代聖人(日産自動車野球部/愛媛県久万高原町出身)最終回「祖父と交わした約束」

 熊代聖人が試合に必ず持って行くお守りがある。大好きだった祖父の遺影だ。小さい頃の熊代はいわゆる“おじいちゃん子”。祖父の家に遊びに行けば、たった一人でも泊まりたいとせがみ、職場について行ったこともあ
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第86回「国体は何のため?」

「国体」という響きに皆さんは何を感じるのだろうか? 中学生から競技スポーツ一辺倒だった私にとって「国体」という響きは「憧れ」であり、「目標」であった。インターハイ、国体に出ることは選手としての大きなス
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熊代聖人(日産自動車野球部/愛媛県久万高原町出身)第3回「知られざる涙のワケ」

 新チームがスタートしてからも、熊代聖人の心には延長サヨナラ負けを喫した甲子園での敗戦が色濃く残っていた。「誰も言わないけれど、負けたのは自分の責任だと強く感じていました。だからこそ、また絶対に甲子園
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熊代聖人(日産自動車野球部/愛媛県久万高原町出身)第2回「悪夢のような敗戦」

 2006年8月8日、熊代聖人は甲子園のマウンドに立っていた。「うわっ、すっげぇ。オレ、ほんとに甲子園に来たんだ……」 幼少時代から憧れ続け、テレビでしか見たことのなかった夢舞台。そこに自分がいること
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熊代聖人(日産自動車野球部/愛媛県久万高原町出身)第1回「18歳、決断のとき」

「ほら、あそこ。今、セカンドを守っているのが熊代ですよ」 案内をしてくれたマネジャーが指さした向こうには初々しさがまだ残る青年の姿があった。熊代聖人、19歳。今春、愛媛の強豪・今治西高校から日産自動車
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福田健二(ギリシャリーグ・イオニコス/愛媛県新居浜市出身)最終回「いざ、南アW杯へ」

 スペインで3つ目のクラブとなったラス・パルマスは、2部とはいえリーガでも屈指の名門クラブだ。福田は07−08シーズン、この地に活躍の場を求め、念願の1部リーグ昇格を目指していた。しかし、シーズンの開
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福田健二(ギリシャリーグ・イオニコス/愛媛県新居浜市出身)第3回「欧州で見た新たな夢」

「本当に死んでしまうのではないか」 メキシコ・パチューカに移籍しての初練習で、福田の表情は青ざめていた。練習自体が厳しかったわけではない。その場所が問題だったのだ。移籍当初、福田を苦しめたのは、パチュ
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白戸太朗「スポーツ“TRY”アングル」

第85回「アイアンマンの季節」

 10月といえばプロ野球のクライマックスシリーズ、ラクビーではトップリーグの真っ最中。陸上ではトラックシーズンの最後で、いよいよロードに移行しようという季節だ。それぞれの種目ならでは「10月」があるが
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