東京マラソンが2026年大会より値上げされる方向だ。 現状1万6500円が、国内参加料を3300円増の1万9800円、海外参加料を70ドル増の230ドルとする方向で調整が進んでいる。 「マラソンを走るの […]
最近、騎手が通信機器(スマートフォン)をレース会場に持ち込み処分を受けているケースが目立つ。知らない人のために説明すると、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇など)の選手は八百長や情報漏洩を防ぐために、レース会場入りする数 […]
以前この連載で、「エンデュランススポーツは修行と共通している」(第257回「修行とスポーツ」)と書かせていただいた。1年半ほど前の話だからと、ひっくり返すつもりはないが、トライアスロンは「団体的スポーツ」ではないかとい […]
あっという間に、パリオリンピック・パラリンピックが終わってしまった。 街のエネルギーと、観客の熱気が大会と一体化し、無観客だった東京とは違う盛り上がりに、悔しい部分はあったものの、スポーツの力、人間の力を感じることが […]
「子どもたちにリアルな体験をさせて欲しい」とある小学校のPTAからトライアスロン教室の依頼があり、数年前から開催しているが、昨年は暑過ぎるということで実技は中止になった。プールでのスイムとグラウンドのランを開催する予定だ […]
6月8日、中学校スポーツ関係者に衝撃が走った。 日本中学校体育連盟が、一部を除き2027年から9競技の全国大会を廃止すると発表したからである。関係者には困惑と混乱が広がった。ただ、全国大会の是非に関しては、これまでも […]
東京オリンピック・パラリンピックを契機に、日本のどこに行ってもバリアフリーという言葉を聞くようになった。世の中は普通に歩ける人、見える人、聞こえる人だけではない。障害を持った方にも過ごしやすい社会であるべきという考えが […]
コロナで大打撃を受けたのはプロスポーツだけでなく、参加型スポーツも同様だ。 ランニングやトライアスロン、自転車イベントまでが軒並み中止となり、それらに関わる仕事を生業としていた方々は大きな痛手を負った。 痛 […]
その日の東京は、素晴らしい青空が広がっていた。 雲一つない空の下、街中を走っていたのは車ではなく人。それも大勢の人が、いつもは車で溢れかえる道路を占領している。 今年で17回目を迎える東京マラソンは、これま […]
このところのスポーツニュースは、米アリゾナで行われている大谷翔平選手のトレーニングキャンプ情報ばかり。まあこれが数字を取れるので仕方がないのだが、プロ野球のキャンプが完全に霞んでいるのが現状。それだけ、大谷選手への期待 […]
(写真:「スポーツには人を元気にする力がある!?」 2013年11月開催のツール・ド・東北) まさかのお正月だった。 日本中が、1年で一番穏やかにお祝いムードに染まっている最中に、文字通り足元から崩れていった。その被害の […]
被災地支援と聞くと何を思い浮かべるだろう。 地震や津波で壊された街、途方に暮れる人々。「何かできることはないか。」と立ち上がる人も近年増えてきたように思う。人的支援、物資の支援などを、すぐにアクションできるようになった […]
日本人はマラソンが好きだ。 走ることはともかく、約2時間半という競技時間を最初から最後まで、地上波で中継するのは世界的に珍しいし、それを観る人が多いのも特徴だ。それも僕のような普段からランニングを行う人ならともかく、あ […]
今年は国際スポーツイベントが目白押しだ。 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、世界卓球、女子サッカー、世界水泳、世界陸上、バスケットボールワールドカップ。今はラグビーワールドカップ、さらにバレーボールワールド […]
いつもご愛読いただきありがとうございます。毎月第3金曜日に公開の白戸太朗さんの連載コラム「スポーツ“TRY”アングル」、今月は更新日を22日にさせていただきます。お楽しみに!
先月「暑さは我慢するもの?」というタイトルで、子どもたちの暑さへの対応を書かせていただいた。それから増々暑くなり、子どもはもちろん、大人の活動の仕方も大幅な発想転換を迫られている。スポーツや働き方、生活すべてが過去の経 […]
毎日、外に行くのがはばかられるような暑さが続く。「夏は暑いもの」と親に言われ、冷房もない校舎や体育館に通っていたのを思い出す。 最近、学校活動における熱中症のニュースがよく聞かれる。関係者によると、この時期の学校活動で […]
「エンデュランススポーツは苦行ではない」というお話を前回書かせていただいた。 苦しいことに取り組むのではなく、動くことで起こるカラダとココロの変化を楽しむことが大切。苦しいだけならば、そのやり方、考え方は間違っているとい […]
(写真:自分に向き合いながら走る時間が大切) マラソンやトライアスロンなど、エンデュランススポーツをやっていると、「もはや苦行ですね」と言われることが少なくない。自ら進んで苦しいことをやるなんて修行や苦行でしかないという […]
先日、公園に行ったら幼稚園の遠足で子どもたちがたくさん遊んでいた。 マスクをしないで太陽の下、走り回る姿はキラキラしていて、見ているこちらも幸せな気持ちになれる。 野球をやっている子どもたちに話しかけられたので、少し立 […]
(写真:スタート地点の都庁前を多くのランナーが駆け抜けた) 街が国際都市になり、皆の笑顔が輝いていた。 世界から人が集まり、マラソンが人や街を変えていく。このイベントはただの市民スポーツイベントではない。大都市マラソンに […]
白く広がる雪原に放たれたように、カラフルな選手たちが飛び出していった。 その光景を見ながら目頭が熱くなったが、サングラスをかけていたので誰にも気づかれなかったはずだ。 「別海町で面白いものを作ろう!」という話 […]
「赤字の五輪ボート競技場 東京都が約6億円かけ新施設」 年末の新聞に躍った見出し。五輪に関しては賄賂や談合など、ネガティブなニュースが続いているので、あまり目に留まらなかったのかもしれない。しかし、これまで問題は過去のト […]