第316回 不出世のスラッガー・王貞治の極意を球界に有効活用せよ! 二宮清純 2009年1月6日 第316回 不出世のスラッガー・王貞治の極意を球界に有効活用せよ!2015-09-13T00:47:12+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 NHKが先頃放送した「プロ魂〜王監督のメッセージ」という番組は、本人自らの言葉や関係者の証言を通して王貞治という人物の内面に迫る、見応えのある番組だった。 巨人V9時代の同僚で、王より6つ年上の国松 続きを読む
第363回 楽天・内村は“野村イズムの申し子” 二宮清純 2008年12月31日 第363回 楽天・内村は“野村イズムの申し子”2015-09-13T00:59:07+00:00 二宮清純「唯我独論」 「どんな人間にも、一生に一度、必ずチャンスが訪れる」。それが東北楽天・野村克也監督の口ぐせである。「問題はそれをモノにできるかどうか…」 これは自身の経験からくるものなのだろう。南海入団後2年間、野村 続きを読む
アヤックスの機能美が破綻するとき。<後編> 二宮清純 2008年12月26日 アヤックスの機能美が破綻するとき。<後編>2015-09-13T01:00:44+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 後半に入っても、ピッチの風景は変わらない。アヤックスが7割近くボールを支配し、グラウンダーで短いパスを素早くつないでグレミオDF陣をペナルティエリア内に封じ込める。時折、ハーフコートマッチの様相を呈 続きを読む
第362回 プロレス中継消滅に想う 二宮清純 2008年12月24日 第362回 プロレス中継消滅に想う2015-09-13T00:59:07+00:00 二宮清純「唯我独論」 テレビの歴史は、そのままプロレスの歴史でもある。そしてプロレスといえば力道山だ。あの長嶋茂雄がプロ入りの際のインタビューで「憧れの人は力道山」と答えたのは有名な話。空手チョップを振るって観衆を鼓舞す 続きを読む
第315回 「記憶」を残した男が韓国で伝える勝負勘 三星ライオンズコーチ・長嶋清幸氏 二宮清純 2008年12月23日 第315回 「記憶」を残した男が韓国で伝える勝負勘 三星ライオンズコーチ・長嶋清幸氏2015-09-13T00:47:12+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 韓国の三星ライオンズが2009シーズン、前中日作戦兼外野守備走塁コーチの長嶋清幸を打撃コーチとして迎えることになった。 三星はこの3年間、打撃不振に悩まされてきた。06年は2年連続で韓国王者になった 続きを読む
第361回 プロ野球女子選手の起用は慎重を期すべき 二宮清純 2008年12月17日 第361回 プロ野球女子選手の起用は慎重を期すべき2015-09-13T00:59:07+00:00 二宮清純「唯我独論」 「男女共同参画社会基本法」が制定されたのは平成11年6月のことだ。その骨子として男女は「社会の対等な構成員」として「自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保」されなければな 続きを読む
第314回 渡辺監督・名将の風格 二宮清純 2008年12月16日 第314回 渡辺監督・名将の風格2015-09-13T00:47:12+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 日本シリーズ最終戦、スタメン9選手の年俸総額は巨人17億250万円、埼玉西武5億5500万円(いずれも推定)。西武は巨人のおよそ3分の1。巨人・李承の年俸が6億円だから、彼ひとりの年俸で西武のスタ 続きを読む
アヤックスの機能美が破綻するとき。<前編> 二宮清純 2008年12月12日 アヤックスの機能美が破綻するとき。<前編>2015-09-13T01:00:44+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 フットボールはチェスに似ている。いや、チェスはフットボールに似ている、といった方が正しいかもしれない。 父親が子供にチェスを教える時、最初にいう言葉はいつも決まっている。「あらゆる局面で数的優位をつ 続きを読む
第360回 ひとつの時代に幕、ホンダのF1撤退 スポーツコミュニケーションズ 2008年12月10日 第360回 ひとつの時代に幕、ホンダのF1撤退2015-09-18T19:48:27+00:00 二宮清純「唯我独論」 20世紀は「自動車の世紀」であったとも言える。米国においてモータリゼーションが始まったのは1900年代初頭。やがてこれは全世界に広がり、市民生活の向上や産業振興がはかられた。 本格的な自動車レースも 続きを読む
第313回 寄らば……でなく打倒大樹で「筋を通す男」 横浜・三浦大輔投手 二宮清純 2008年12月9日 第313回 寄らば……でなく打倒大樹で「筋を通す男」 横浜・三浦大輔投手2015-09-13T00:47:12+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 関西のスポーツ紙は勝とうが負けようが、雨が降ろうが雪が降ろうが、一面は阪神ネタと相場が決まっている。 と言えば少々オーバーかもしれないが、少なくとも東京のスポーツ紙が一面に巨人ネタを持ってくる割合と 続きを読む