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第649回 監督代行が開く正規監督への新たな道

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 幹事長がいて幹事長代行がいる。幹事長代行がいて幹事長代理がいる。幹事長代理がいて副幹事長もいる。 これらのポストが同時に存在するのだから、政治の世界は、ややこしい。ところで政党において代行と代理は、
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第648回 未来のパラリンピアンづくりの方策を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 アテネ18個、北京12個、ロンドン4個――。何の数かご存知か? 実はこれ、夏季パラリンピックにおける陸上競技のメダル数である。 右肩下がりどころではない。急降下である。「ここまで落ちてしまったら、も
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第647回 師と同じ「幸運」 八重樫“最強”を迎え撃つ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 このほどボクシングのWBCのベルトが刷新され、各階級を代表するチャンピオンの顔写真が2人ずつ飾られることになった。「ヘビー級はマイク・タイソンとレノックス・ルイス。ミドル級はマービン・ハグラー、ウェ
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第646回 技術委から“戦略委”へ名称から改革を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 日本サッカー協会には12の専門委員会がある。この中で最も世間からの注目度が高いのは技術委員会だろう。同委員会の仕事は代表監督候補者の推挙、代表チームの強化、ユース年代の普及、指導者養成など多岐に渡る
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第645回 W杯、「枠」維持にもアジアの意地を

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 W杯の出場国・地域がそれまでの24から32になったのは、くしくも日本が初出場を果たした1998年のフランス大会からである。それに伴い、アジア枠も2から3.5に増えた。これが日本には幸いした。前回の枠
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第644回 権力集中FIFAは世代交代せよ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 国際オリンピック委員会(IOC)にあって国際サッカー連盟(FIFA)にないもの――それは役員の定年制と任期制限である。 現在、IOC会長の任期は1期8年、選挙に勝てば2期目として4年間の延長が可能だ
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第643回 カズの個人史は日本サッカーの近現代史

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 カズこと三浦知良に初めてインタビューしたのは“キング”・ペレの出身クラブである名門サントスFCとプロ契約を交わした直後のことだ。ブラジルに渡って4年目、カズはまだ19歳だった。 1986年の前半とい
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第642回 J1徳島 問われる我慢のコンセンサス

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 明けない夜はない。止まない雨はない。 そうは言うものの、四国初のJ1クラブ徳島ヴォルティスがJ1初勝利をあげたのは開幕から10試合目の4月29日である。難産の末の勝ち点3だった。 甲府で初勝利を目の
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第641回 落ち着いた音色奏でる“サムライの笛”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 人が人を裁く。これほど難しいことはない。うまくいって当たり前、ミスでもしようものなら、一身に非難が集中する。4年に1度のW杯ともなれば、なおさらだ。 主審の西村雄一が迷うことなくレッドカードを掲げた
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第640回 39年前の初Vと共通点の多いカープ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 何やら39年前のムードと似てきた。ひょっとすると、ひょっとするのではないか…。 開幕からカープが快調に飛ばしている。セ・パの交流戦がスタートして今年で10年目だが、首位で交流戦を迎えたのは初めてのこ
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