人物史の体裁で内像描く スポーツコミュニケーションズ 2010年12月17日 人物史の体裁で内像描く2010-12-17T15:38:50+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 紀元前508年からおよそ180年間にわたって花開いた世界史にも稀有な民主政――それがアテネ民主政である。古代ギリシアの最盛期にあって、なぜアテネ民主政だけが安定的に持続することができたのか。本書の出 続きを読む
等身大の隣国を描き出す スポーツコミュニケーションズ 2010年11月19日 等身大の隣国を描き出す2010-11-19T14:57:52+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 赤いメガネでモノを見れば赤く見える。青いメガネで見れば青く見える。透明なレンズはないものかと探していたら、この本に出くわした。 という書き出しでスタートする本書は主観や情緒を極力排し、等身大の隣国を 続きを読む
固定観念や先入観を疑え スポーツコミュニケーションズ 2010年10月15日 固定観念や先入観を疑え2010-10-15T15:31:10+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 背筋が凍るような米国のレントゲン技師の失敗を紹介しよう。ある医師が時代をさかのぼって患者の胸部X線写真をチェックしたところ、見つかった腫瘍の90%が、前のX線写真にも写っていたという。要するに技師が 続きを読む
ストレートな著者の思い スポーツコミュニケーションズ 2010年9月17日 ストレートな著者の思い2010-09-17T12:19:54+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 長嶋茂雄はサインを求められると決まって「野球というスポーツは人生そのものだ」と書く。それからタイトルとなった。 今から10年前のことだ。長嶋の背番号が「33」から「3」に戻ったと聞いて巨人のキャンプ 続きを読む
行き着く先は重税国家? スポーツコミュニケーションズ 2010年8月20日 行き着く先は重税国家?2010-08-20T10:31:40+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 日本経済新聞社とテレビ東京が11月下旬に実施した世論調査によると、鳩山内閣の支持率は68%と依然として高い。 この高支持率を支えているのが、「事業仕分け」である。「1時間くらいの議論で何がわかるか」 続きを読む
「伝説の興行師」痛快な生き様 スポーツコミュニケーションズ 2010年7月16日 「伝説の興行師」痛快な生き様2010-07-16T12:50:47+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) あくまで個人的な基準だが「卑しい人」は嫌いだが「怪しい人」は大好きである。70年代、「カリスマ興行師」の康芳夫さんには本当に楽しませてもらった。同世代の人間を代表してお礼を申し上げたい。 モハメド・ 続きを読む
辛口批判、ピッチ飛び出す スポーツコミュニケーションズ 2010年6月18日 辛口批判、ピッチ飛び出す2010-06-18T14:03:31+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 辛口と言えばサッカージャーナリズムの世界ではこの人を措いてほかにはいない。日系ブラジル人のセルジオ越後さんだ。 ズバリこう書く。<ボクは、岡田監督を代えるべきだと思っています。(中略)日本に必要なの 続きを読む
常識が治癒を遅らせる スポーツコミュニケーションズ 2010年5月21日 常識が治癒を遅らせる2010-05-21T11:14:22+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 夏休み、田舎育ちの私は近所の川でよくサカナ捕りをして遊んだものだ。足をすりむいたりすると「破傷風になるぞ」と親に叱られ、傷口に消毒薬をかけられた。 しかし、著者によれば消毒は<傷口に熱湯をかけるよう 続きを読む
根源的な思考にいざなう スポーツコミュニケーションズ 2010年4月16日 根源的な思考にいざなう2010-04-16T12:19:32+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) 「パロール・ドネ」というフランス語を直訳すれば、「与えられた言葉」あるいは「贈られた言葉」とでもなるのだろうか。もちろん、無理に日本語に訳すより原題の語感を生かすべく、訳者はこの訳題を選んだのだろう 続きを読む
高い目標、甲子園Vは通過点 スポーツコミュニケーションズ 2010年3月19日 高い目標、甲子園Vは通過点2010-03-19T16:34:48+00:00 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) No Comment 二宮清純「本はともだち」(第3金曜更新) PL学園出身のプロ野球選手は七十人を超える。その人数にも驚くが、桑田真澄、清原和博、立浪和義をはじめ、名選手を多く輩出するのも、この学校の特徴である。 同校OBがプロ野球で成功する理由は何か。十一人 続きを読む