「ジェフ千葉」のイビツァ・オシム監督はJリーグの中で最も優秀な監督と言われている。昨年11月にはJ1最低の年間予算(約14億円)のチームをカップ戦優勝に導いた。「オシムイズムは開花したか?」記者会見での質問にオシムはこう答えたという。「そう言い切れば成長は止まってしまう。人生はこれで終わるわけではない」。
知将・野村克也氏の楽天イーグルス監督就任が内定した。私は野村氏のことを野球学者と呼んでいる。これほど野球の細部にまで考察のメスを入れ、真理に迫ろうとしている指導者を私は他に知らない。
サッカーJ1の「アルビレックス新潟」が「アルビレオ新潟FC」と名乗っていた頃、「新潟にJクラブを」というシンポジウムに参加したことがある。来場者はほんの数名。サッカー熱が高まるには相当な時間が必要だと思ったものだ。
プロ野球球団は野球協約で明確に「公共財」と謳われている。つまり「企業の私物」ではないということだ。しかしファンの意向が無視されるかたちで昨年、オリックスと近鉄が合併した。水面下では縮小再編構想が進行していた。
物語の舞台は1942年、ウクライナの首都キエフ。まちはナチスドイツの占領下にあった。 ヒトラーの唱えるアーリア人を最上とする「人種差別的優生学」においてはウクライナ人もユダヤ人同様「下等人種」であり、たとえフットボールの試合であろうともドイツ人がウクライナ人に敗れることは受け入れられない現実だった。
ラグビー界の若き名将の手による組織論。リーダーとはかくあるべし、と一読して納得した。 1995年、ヘッドコーチとしてサントリー・ラグビー部(サンゴリアス)を日本一に導いた著者は97年から99年まで“平尾ジャパン”のコーチを務め、2000年、再びサンゴリアスの監督に就任した。チームはどん底の状態にあった。
アテネ五輪が間近に迫ってきた。国民が最も注目している選手が競泳男子平泳ぎ百メートルと二百メートルの世界記録保持者・北島康介である。二冠を達成した世界水泳での雄姿は今も記憶に新しい。
日本のスポーツはこれまで「学校」と「企業」を中心に発達してきた。世界的にも珍しい、いわゆる「日本スタンダード」だ。しかし、この在り方が今、危機に直面している。 まず「学校」だが、折からの少子化でボールゲームや団体競技は試合を行おうにも人数が揃わないのが現状だ。地方では過疎化が追い討ちをかける。 続いて「企業」だが、不況下、相次いでスポーツ部門が縮小された。かつて都市対抗野球は企業スポーツの花形といわれたものだが今じゃ見る影もない。